20代の未経験が介護職に転職!転職するメリット・デメリットを徹底解説

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求人が多く未経験からでも挑戦できる介護職を、転職先の選択肢として考える人は多いと思います。

女性

未経験から介護をしてみたいけどデメリットや注意点を知っておきたい。

男性

介護の資格や職場はどんなところがあるのか知りたい

上記のような20代未経験から介護職に転職したい方はこの記事を読むことで解決できます。

介護の123編集部
介護の123編集部

この記事では20代未経験から介護職に転職するメリット・デメリットを解説。また介護転職を成功させるためのポイントや注意点、さらに介護資格や介護の施設についてもまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。

20代介護職員の労働現状

20代介護転職

20代男女別の就業率

介護・福祉分野で働く、サービス提供責任者、看護職員、ケアマネジャー生活相談員・支援相談員、PT、OT、ST等、管理栄養士・栄養士、福祉用具専門相談員、介護職員、訪問介護員の9職種の職員合計のうち、20代の就業率は男性で24.5%、女性で9.7%と、男性が女性の約2.5となっています。

介護職男女別の就業率

  20~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60歳以上
男性 24.5% 34.8% 18.7% 10.7% 8.6%
女性 9.7% 17.9% 25% 25.6% 19%

出典 介護労働安定センター

20代職種別の就業率

20代男女の就業率を特に介護職員と訪問介護員についてみると、介護職員では19.0訪問介護員では4.4%でした。

介護職員の各年代別での就業率では一番多い30代についで、40代、50代と続き、20代は4番目で、訪問介護員では若い年代ほど就業率は少なく、一番少ない20歳未満についで、20代は2番目に少なくなっています

介護職業別の就業率

  20~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60歳以上
介護職員 19.0% 24.0% 22.4% 19.7% 12.0%
訪問介護員 4.4% 11.5% 22.9% 27.5% 31.6%

出典 介護労働安定センター

20代未経験が介護職に転職するメリット

【メリット①】無資格・未経験でも働ける

未経験者

無資格・未経験でも就職できるのが、何よりのメリットです。

人手が不足しがちな介護職ではどこも人材を求めていて、未経験者にも長く勤務してもらえるよう、手厚い研修体制が整っている職場も多くあります。

【メリット②】働きながら資格が取れる

働きながら資格が取れる

20代の人が自分の力で何か仕事の資格を取ってスキルアップするのは、資金や時間が必要で難しいものですが、介護施設の中には、未経験で就職した職員に資格取得の補助をしてくれたり、さまざまな研修を行って職員のスキルアップを推進しているところもたくさんあります。

介護の123編集部
介護の123編集部

将来的に役立つ資格を、働きながら取得できるところは、介護職で働くメリットです。

【メリット③】働き方を選べる

昼夜

介護の仕事は昼・夜の交替制で働くことが多いですが、職種や勤務形態はいろいろあるので、自分の時間を優先する働き方を選ぶことができます。

例えば、夜勤だけの「夜勤専従」という働き方だと、夜間の賃金は日中より高いことから、週に何日か夜勤だけの勤務でひと月の月給額を賄うことができます

やりたいことや夢があって、働きながら活動したいという人には、勤務形態がいろいろあるのが介護職のメリットといえるでしょう。

【メリット④】将来性がある

将来性

介護職は無資格で入っても徐々に上位の資格を取得していくことで、管理者などの役職を目指すこともできます。

上位の資格ほど資格手当も上がり給与額も増えるので、努力が反映されやすい仕事ともいえます。若いうちに経験を積んで資格を取得することで、良い条件で長く働くことができますし、女性の場合は結婚や子育てで一度仕事を離れても、再就職もしやすいのがメリットです。

20代未経験が介護職に転職するデメリット

【デメリット①】体力の要る仕事を任されがち

男性介護士 身体介護

介護職には働き盛りの年代に比べ体力的に劣る、50代60代といった年齢の職員も多くいます。

そのため、20代で若いということだけで、体力が必要な仕事を任されることが多くあるようで、無理をさせられることもあります。

【デメリット②】人付き合いが難しい

女性 人間関係 辛い

介護職員の年齢幅は各年代に渡って広く、20代には理解できないような価値観の人もいます。

特に、これまで周りに自分と同年代ばかりだったという人にとっては、年齢の高い同僚の注意や指導が、親以上に口うるさく感じたり面倒に思えて、とても付き合いが難しく感じるかもしれません。

【デメリット③】新人いじめのある職場も

女性介護士 頭を抱える

新人にきつく当たる先輩がいたり、ごく少数ですが新人いじめが起こるような職場もあるのが介護職のデメリットのひとつです。

就職前の説明会などで職場見学をしておくと、職員同士の雰囲気から和やかな職場か、険悪な感じかはある程度わかるので、こうしたデメリットの回避に役立ちます。

参考 新人介護職員いじめ7つの対策方法|新人いじめの原因とタイプも解説

【デメリット④】生活が不規則

生活リズム

介護職では日勤と夜勤の交替制勤務の施設も多く、睡眠や生活リズムが崩れやすい点がデメリットです。

若くても無理を続けると体調を崩しかねないので、夜勤明けの過ごし方や睡眠の取り方など、交替制勤務に対応した生活の工夫や、若くても普段からの健康管理が重要になります。

参考 介護職の夜勤とは?1日の流れ・勤務時間・回数・給料・休憩仮眠を解説

未経験から介護転職を成功させる5つのポイント

ポイント① 自分に合った施設を選ぶ

介護職デイサービスTOP

介護施設には実は多くの種類があり、利用者の介護をする、という点では同じですが、

など、違った特徴を持っています。

例えば、

人前で話したり明るくイベントを仕切ったりするのが得意な人は通所介護が向いています。

利用者に寄り添いじっくり向き合うことが得意な人には在宅介護が向いています。

体力に自信があったりチームでケアをしたい人には施設介護が向いています。

介護の123編集部
介護の123編集部

自分の性格や得意分野を生かせる職場を選ぶことが転職成功のポイントのひとつです。

ポイント② 自分に合った雇用形態、勤務時間

雇用形態

介護職には正社員・パート・アルバイトなど雇用形態も働く時間帯もいろいろあるので、家庭重視の働き方なのか、バリバリ稼いでスキルアップもしていくことが目標なのかなど、どのように働きたいかを明確にして職場と働き方を選ぶと失敗がありません。

将来は管理者等を目指しているなら正社員としてフルタイムで、家庭や子どもを優先して働くなら日勤のみの勤務や短時間のパート、少ない日数で稼ぎたいなら夜勤だけの夜勤専従という働き方もあります。

自分のライフスタイルに合った働き方を選ぶことで、無理なく勤務を続けられます。

ポイント③ 資格取得しておく

介護の資格取得制度

転職成功のいちばんのポイントは、介護職の基本となる介護職員初任者研修資格を取得しておくことです。

資格を持っていることで採用される確率も上がりますし、未経験であっても有資格者では無資格者に比べて給与額も高くなります。

介護職員初任者研修資格は、130時間の講習受講が必要で、通常3か月ほどかかるのですが、スクールによってはひと月程度で受講できるカリキュラムを組んでいるところもあります。

また、雇用保険の受給が終了した人、雇用保険を受給できない人が該当するハローワークの求職者支援制度を使うと、教材代等自己負担は多少かかりますが講習は無料で受講することも可能です。

ポイント④ 実際に職場を訪問してみる

介護の職場

見学会や説明会などを行っているところでは、実際に案内してもらうこともできますが、もしそうした機会が作られていなくても、面接で訪問した時にさりげなく職員や施設内の様子を見ておきましょう

施設内の隅々まで清掃が行き届いていたり、季節の装飾がされているような職場は、余裕をもって仕事ができている、という目安にもなりますし、職員が声を掛け合っていたり笑顔が多い職場は、未経験者も安心して勤務できるでしょう。

ポイント⑤ 介護転職エージェント&介護求人サイトを活用する

介護転職エージェントがサポート

介護経験者であっても人間関係が良い職場や高給与の職場を探すのは、コネや信頼性のある介護人脈が無い限り非常に困難です。そこで利用するべきなのが「介護転職エージェント」「介護求人サイト」です。

  • 「介護転職エージェント」
    プロのアドバイザーがあなたの希望する職場を無料で紹介してくれます。
  • 「介護求人サイト」
    介護求人のみが掲載されているので見やすく気に入った求人に自分で応募します。
介護の123編集部
介護の123編集部

転職エージェントは各介護施設や事業所の内部情報を把握していますので、紹介してくれる職場は「人間関係が良い」「高給与」「好待遇」なところが多いです。

▼「介護転職エージェント」人間関係が良く高給与の介護求人を無料で探してもらう

▼「介護求人サイト」自分で介護求人探して応募する

20代未経験で介護に転職する4つの注意点

【注意点①】どんなところが運営しているのか確認する

運営会社

施設や事業所には、

  • 自治体など公的なところが運営
  • 民間が運営

どのような団体が運営しているかは、職員の働きやすさにも関わってきます。

例えば、大きな会社が経営している施設でも、利潤追求のあまりに職場の環境整備などが疎かになっているブラック職場もありますし、小さな事業所でも安定した経営をしている所もあります。

実際に働かなければわからないところもありますが、HPやパンフレット、または口コミなどを参考に、どんな理念や方針で運営しているかを知ることで、ある程度判断することができるでしょう。

転職エージェントに依頼をすると無料でホワイト施設を紹介してもらえます。

【注意点②】待遇・条件を確認する

介護職の給料

介護施設・事業所は、それぞれ運営母体や規模も異なるので、仮に同じ種類の施設であっても、給与や手当額、待遇が大きく異なることがあります。

求人をチェックする際に、自分の希望勤務地の同職種を比較して、おおまかな給与相場、夜勤などの手当額を掴んでおき、応募先を決める参考にします

未経験なのにあまりに給与が高い、というところも転職先に選ぶには要注意です。離職が多く求人をかけても人が来ない職場では、相場よりかなり高い給与が提示されていることも多く、職場環境に問題がある可能性も高いのです。

【注意点③】通勤時間

通勤

長く勤めるために意外と重要なのが通勤時間です。

介護は体力的にもハードな面がある仕事で、特に未経験者では覚えることも多く、慣れるまでは大変です。通勤時間が長くかかる職場よりは、通勤時間はできるだけ短く自宅に近いほうが、その分負担が少なく済むでしょう。

【注意点④】資格取得制度やフォロー体制の有無

介護の資格取得制度

未経験で勤務するには、その後のフォロー体制の有無は重要です。

人手不足が常態化している職場だと「見て覚えて」といわれ、フォローもないまま仕事に忙殺されてしまうところもあるようです。

慣れるまで先輩職員が付いてくれる体制があったり、資格取得に積極的で制度が整っている職場であれば、未経験者でも安心して勤務できるので、ぜひ確認しておきましょう。

介護職の資格の種類

資格別

介護職の代表的な3つの資格をご紹介します。

  • 介護職員初任者研修
    介護職の基本になる資格で未経験・無資格で介護職を始めたら最初に目指すのがこの資格です。この資格を持つことで、無資格ではできなかった身体介護を行えるようになります
  • 実務者研修
    介護初任者研修の一つ上の資格です。この資格を持つことでサービス提供責任者として働くことができます
  • 介護福祉士
    上位資格であるこの資格は、介護職の中では唯一の国家資格となっています
介護の123編集部
介護の123編集部

そのほか介護の資格はまだまだたくさんありますのでご覧ください。

参考 介護資格一覧表【22選】|種類・難易度・通信通学講座料金・受験資格・期間を比較

介護職の施設の種類

介護の施設・事業所には次のようなものがあります。

介護の仕事は職場によってそれぞれメリット・デメリットがありますので、仕事内容や一日の流れ、給料などをチェックしてみましょう。

おわりに

職歴や学歴に関係なく未経験でも就職ができる介護職ですが、自分の親や祖父母といった年代の、同僚や利用者に接しながらの仕事は、20代にとってはカルチャーショックを受けるようなこともたくさんあることでしょう。

しかし、そのような中から人生経験として得るものも多いと思いますので、転職を考えている方には、ぜひ介護職に挑戦していただきたいと思います。

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