せっかく資格を取り介護職で勤めてみたものの、働いていくうちに大変だったり嫌なことが続き、辞めたいと思う30代の介護職が多いようです。
介護の仕事がつらい。大変で辞めたいなぁ。ほかに良い転職先ないかなぁ。
上記のような30代で介護職を辞めて今よりももっと良い職場に転職したい方はこの記事を読むことで解決できます。
この記事では30代で介護職を辞めたい理由はどんな原因によるものなのかを解説。未経験の異業種へ転職するメリット・デメリット、転職する際の注意点、さらにおすすめの異業種についてまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
介護職を辞めて転職する理由
では、30代介護職員が介護を辞めて転職しようと思った理由をみていきましょう。
【理由①】人間関係
どの年代にも多い介護職の転職理由が「人間関係」です。
女性ばかりの職場で職員の年代差も大きく、感覚や価値観の違いから些細なことで行き違いが起きたり、職場のストレスを他の人にぶつける職員がいるなど、いじめやパワハラまがいのことも介護職には多いと言われています。
また職員同士の人間関係以外にも、利用者やその家族との関係にも気を使わなければならず、そうした精神的なストレスも他業種への転職理由にあげられます。
- 【人間関係】20.0%
- 【結婚・出産】18.3%
- 【施設・事業所】17.8%
- 【他の仕事があった】16.3%
- 【将来が見込めない】15.6%
- 【収入が少ない】15.0%
- 【資格を取った】11.5%
- 【人員整理】7.2%】
- 【向かない仕事だった】6.0%
- 【家族の介護】4.6%
出典 介護労働安定センター
介護職を辞めた理由の第1位は「人間関係」がもっとも多い結果となりました。2番目は「結婚・育児」、3番目が「施設・事業所の理念や運営の在り方に不満があった」になります。 このことから、従業員や施設・事業所への不満が多いことがわかります。
【理由②】給与面の不安
30代は結婚・出産で家族が増えたり、マイホームの取得やこどもの教育など将来設計について考え始める年代です。
介護職は資格取得や夜勤によって手当を増やしたり、勤続年数が長くなれば多少給与は上がりますが、他の産業に比べてもともとの給与水準が低いので、給与面に関する将来的な不安感から、転職を考える人も多いようです。
【理由③】ライフステージの変化
特に女性の場合30代になるころ、結婚によって転居したり、出産や育児を経て家族中心の生活になることが多く、夜勤をこなすなど独身と同じように勤務するのはなかなか難しくなります。
また、勤務時間も長いため、育児や家事をしながら勤務し続けることも大変になり、より短時間のパート・アルバイトや、土日に決まった休みが取れる仕事へ転職することになります。
【理由④】体力的な辛さ
60代の職員もいる介護職では30代は若いほうですが、体力的にハードな介護では、腰やひざなどに負担がかかり、若くてもからだを壊してしまう人はいます。
「まだ若いから」と体力の要る仕事を任されたり、無理を重ねることで、仕事を続けられなくなることも。
30代で介護職から転職するメリット
【メリット①】年収のアップ
年収アップは、それを目的に介護職から転職する人も多い大きなメリットのひとつです。
全産業のなかでも年収が低めの介護職員は、年齢が高くなっても昇給の幅はそれほど大きくないので、
30代のうちの転職で、この先の昇給や賞与額も期待でき年収アップを実現できます。
【メリット②】休日やプライベートの充実
夜勤があり24時間対応しなければならない施設の介護職では、勤務時間も長く人手不足の職場が多いので、有給休暇もほとんど取れない現状があり、そのことは介護職員の大きな不満になっています。
他の業種や一般の会社では、有給休暇取得や残業を減らす取り組みをしている職場も多く、必要な休暇を取得でき勤務時間後も自分の時間を確保できることから、プライベートや休日を充実させられるのがメリットです。
【メリット③】ストレスが減った
介護職では人間関係の難しさに加えて、精神的なストレスも多くあります。
例えば、夜勤ではひとりで何人もの利用者を見守らなければならず、事故やケガが無いようにたえずプレッシャーを感じながら仕事をこなし、時には利用者の看取りを行うこともあります。
そのような精神的ストレスから解放されることは、転職の大きなメリットのひとつです。
【メリット④】規則正しい生活ができる
夜勤や長時間勤務など、不規則になりがちな介護職と異なり、ほかの業種のほとんどでは、朝出勤し夕方帰宅するという規則正しい生活を送ることが可能です。
30代だと子どもがまだ小さいことも多く、家族で過ごす時間を大切にしたい人にとっては、家族の生活リズムに合わせた勤務ができることはメリットといえるでしょう。
30代で介護職から転職するデメリット
【デメリット①】収入が下がる場合がある
介護職の給与は安いと言われていますが、介護職員として数年間は勤務していた30代の場合、新人の若い職員よりは、手当額等を含むとある程度の給与はもらえていたはずです。
しかし転職した場合、他の業種では未経験の新人ということになるので、場合によって前職よりも収入が下がる可能性もあります。
昇給やボーナス等によって、将来的には介護職よりも良い収入になるとしても、初めのうちの収入減には、ある程度心構えをしておくことが必要でしょう。
【デメリット②】技術や資格が無駄になる
未経験の業種に転職したら、他の若い社員とともに、新たな仕事に関する知識や技術、ビジネスマナーなど、知らないことを学び身につける必要があります。
これまで仕事を通して身につけた介護技術や、介護福祉士などの上級資格でも介護に関する資格は、ほかの業種では役立たないことがほとんどで、無駄になってしまうのがデメリットです。
【デメリット③】望む職種があるかはわからない
自分にやりたい仕事があったとしても、30代の転職求人では、即戦力になる経験者を対象にしているものが多く、未経験では応募もできないこともあります。
未経験でも可の求人から、自分に合ったやりたい仕事を見つけられれば理想的ですが、内容や条件などある程度は妥協しなければいけないことも頭に置いておきましょう。
30代が介護職から転職を成功させる5つのポイント
ポイント① 詳細な自己分析
30代はまだまだ若く、これから成長や活躍を期待される年代でもあり、その分即戦力として働くことが求められます。
- 人のお世話をすることが好きだったなら「ホテルや飲食店などのサービス業」
- レクリエーションなど楽しく盛り上げるのが得意だったなら人前で話す「営業職」
- 黙々と作業するのも苦にならなかった人なら「製造業」
- パソコンが得意だったり書類作成が好きであれば「事務職」
- 人をまとめるマネジメント力があれば「リーダー・店長候補」
など、未経験の業種であっても、できるだけ自分の適性に近い業種であれば、その期待に応えられる可能性も高まるので、自分がどんなスキルや適性を持っているのか、詳しい自己分析をしてみることが転職成功につながります。
ポイント② 転職理由を整理してみる
転職したい理由を改めて考えて、書き出してみましょう。
給与額、人間関係、仕事内容、勤務時間など色々な理由があると思いますが、どの点についてどのように不満だったのか、
- 給与なら幾らくらい必要か
- 仕事の内容はどんなものが希望か
- 勤務時間や休みはどうなら満足できるか
など、詳しく書いてみます。
ポイント③ 条件に優先順位をつける
転職したい理由を整理し、次の職場で実現したい条件を書き出したら、優先順位をつけます。以下のように書き出してみましょう。
- 人間関係が良い
- 家から近い
- 給料が良い
- 福利厚生がしっかりしている
- 残業がない
順位をつけることによって、給与や待遇・職種など必ず実現したいことと妥協できるところ、どのくらいまでならどう妥協できるかを意識できるので、職場を選びやすくなります。
ポイント④ 転職までのスケジュール管理
働きながらの転職活動では特に、時間を有効に使うためにもスケジュールを立てましょう。退職日から考えて、応募や面接の予定、現職での引継ぎや手続きなどを、最大いつまでに行うか予定を立てておくとスムーズです。
- 1月情報収集、応募
- 2月面接・内定、退職交渉
- 3月引き継ぎ・退職
- 4月入社
一か所の面接で決まるとは限りませんし、応募や面接は先方の都合によるので、余裕を持ったスケジュールにします。 おおよその目途をつけておくことで、転職先に勤務開始はいつから可能か伝えられますし、退職の準備もスムーズに進めることができます。
30代が介護職から異業種に転職するときの注意点
【注意点①】転職時期を見極める
中途採用も含めて一般企業からの求人が増えるのは、欠員の補充や新規事業のスタートが時期的に多いことから、1~3月または9~10月頃といわれています。
この時期の転職は応募の選択肢が増えますが、その分応募者も多く競争が激しい傾向があります。また「35歳以下」など募集条件で挙げられる区切りの年齢や、年齢が変わる自分の誕生日なども考慮して、転職のタイミングを見極めて活動を始めましょう。
【注意点②】転職活動は在職中に
面接に行ったり就職説明会に参加するなど、熱心に転職活動し多数の応募をすればするほど交通費も案外かさみますし、介護職の時には必要なかったビジネススーツや靴、カバンなどを揃える必要もあるので、転職前に退職してしまうと何かと経済的な不安が生じます。
十分に気持ちに余裕を持って活動するためにも、転職活動は在職中に始めるのが基本です。
【注意点③】ビジネスマナーを知っておく
高齢の利用者に対する対応が中心の介護職では、丁寧で優しい対応は求められたはずですが、一般的なビジネスマナーが求められることは、ほとんどの場面で無かったはずです。
しかし30代に対して企業側は、ある程度社会経験があると認識し、ビジネスマナーや一般常識も当然身についていると考えます。
面接時の立ち居振る舞いなど、20代では大目に見られることも、30代ではデメリットになる可能性もあるので、転職活動に入る前に履歴書の書き方や面接の際の基本的なマナーについては、よく学んでおきましょう。
【注意点④】1人で転職活動はしない
自分1人で転職活動をしても、どこの職場が良いのかわからず、いざ転職をしてみると
- 人間関係が最悪なところだった
- 気づけば残業が多い
- 面接で言ってたことと違う
といった感じでブラック企業に当たってしまうケースが多いです。
そうならないためにも転職に関する豊富な知識を持った転職のプロである「転職アドバイザー」に任せることで、あなたに合った最適な職場を紹介してくれます。
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円満退社するまでの流れ
- 【STEP1】辞めたい理由を整理する
- 【STEP2】直属の上司に相談
- 【STEP3】退職の申し出
- 【STEP4】「退職願」を提出する
- 【STEP5】引継ぎ
- 【STEP6】有給休暇を消化する
- 【STEP7】退職日・返却
【STEP1】辞めたい理由を整理する
自分がどの理由で辞めたいと思っているかを整理します。
- 勤務時間
- 給与額
- 人間関係など
辞めることでしか解決できない理由なのか考えて、誰かに相談できるような改善策があれば一度は試してみましょう。
相談できる先輩や上司、同僚が居ないのであれば辞める方向で、円満に退職できるよう準備に移ります。
【STEP2】直属の上司に相談
退職届はいきなり提出せず、自分のすぐ上の上司に退職したい旨を相談し、了解を得てからというのが一般的なマナーです。
その際ははっきりした理由と、希望する退職時期を伝えますが、曖昧な理由だと引き留められたり、その先に話が進まないこともあるので、相手も納得できるような退職理由であることと、単なる職場への不満や批判にならないよう注意します。
転職が理由なら「新たに挑戦したい」など前向きな決意を伝え、からだの負担や不調が理由なら念のため診断書を用意したり、病状の説明をできるようにしておきます。
【STEP3】退職の申し出
いつまでに退職届を出せば退職できるかですが、基本的に労働者がいつ退職するかは法律上は自由ということになっています。
ただ、民法の規定では雇用期間の定めのない雇用契約(一般的な正社員)の場合、労働者が退職を申し出てから2週間を経過すれば労働契約は終了するとされてます。
(就業規則で退職の申し出時期について規定がある場合でも、法律が優先されるので、最低2週間前に申し出れば退職が可能です)
円満に退職を望むのであれば、一般的に退職希望日の1~3か月前くらいに意思表示をすることで雇用側にも新たな人員を雇用したり引継ぎの時間も取れるので退職しやすくなります。
引継ぎに必要な期間などを先に上司と話し合い、なるべく職場に無理がかからない退職時期を決定して、それに合わせて退職願を提出します。
【STEP4】「退職願」を提出する
上司に了承してもらったら、退職願を退職申し出の期限内に会社に提出します。
「退職願」「退職届」「辞表」はそれぞれ異なります。
退職願 | 退職する意思表示を会社にお願いするための書類になります。 口頭で伝えることもできますが、書面にして提出するのが一般的です。 |
退職届 | 退職日が決定したあとで退職を会社に対して届け出るための書類になります。 民法627条の規定により、退職を申し入れてから2週間の期間を置くことで 会社の承諾に関係なく辞めることができます。 一旦、提出すると本人が届を撤回したり会社側が断ることはできません。 |
辞表 | 雇用関係のない立場の者(社長や取締役、公務員など)が役職を辞めるための書類になります。 |
この場合は「申し出をして会社の承諾を得た上で退職する」意味を持つ「退職願」を用います。
退職願に記載する退職理由は、細かく説明する必要は無いので「このたび、一身上の都合により、勝手ながら〇年〇月〇日をもって、退職いたします」で問題ありません。
【STEP5】引継ぎ
直属の上司を通して退職届を提出し、受理されて退職日が決定したら、具体的な準備に入ります。
仕事の引継ぎに関しては、後任の人に業務の中で伝えていくか、まだ新しい職員が決まっていないなら、引き継ぐ必要のある業務やその詳細について書いておき、決まり次第渡せるようにしておくとスムーズでしょう。
【STEP6】有給休暇を消化する
会社の規定などにより、申し出から退職までの日数が思いのほか長くなってしまう場合があります。引継ぎに必要な日数は考慮するとしても、有給休暇が残っている場合は必ず消化するようにしましょう。
通常の労働者の付与日数 | |||||||
継続 勤務年数 |
6ヶ月 | 1年 6ヶ月 |
2年 6ヶ月 |
3年 6ヶ月 |
4年 6ヶ月 |
5年 6ヶ月 |
6年 6ヶ月以上 |
付与 日数 |
10日 | 11日 | 12日 | 14日 | 16日 | 18日 | 20日 |
勤続6か月以上の正社員と、パート・アルバイトなどでも6か月以上・週30時間以上勤務している労働者は、年間10日以上の有給休暇が与えられることになっていて、これ以下の勤務日数・時間の労働者も、労働日数に応じた有給休暇が与えられることになっています。
参考 有給休暇の仕組みとは
上司に有給休暇の取得申請をします。
【STEP7】退職日・返却
職場から貸与・支給されていたもので、返却の必要があるものは退職日までに返却し、退職後の失業保険の手続きなどに必要な証明書等も受け取れるように事務担当に確認しておきましょう。
・制服
・社員証
・健康保険証
・名刺
・社内業務データ・書類
・雇用保険被保険者証
・離職票
・退職証明書
・年金手帳
・健康保険資格喪失証明書
・源泉徴収票(後日郵送になる場合もあります)
退職させてもらえない場合の対処方法
上司から無理な引き止めに遭ったり、なかなかやめさせてくれないケースもあるかと思います。
そこで退職させてもらえない場合の最終手段としていくつかの対処方法をご紹介します。
【方法1】労働基準監督署に相談する
労働基準監督署は労働基準との遵守において各企業を監督する機関になります。
労働基準監督署に相談できる内容は以下になります。
- 労働条件
労働時間、賃金、解雇、退職金など - 労災保険
業務中のケガ、通勤退勤時のケガなど - 安全衛生
労働災害防止、職業性疾病防止など
上記に違反している可能性がある会社には立ち入り調査が行われ厳しいチェックが入ります。その際、法令違反が見つかった会社は是正勧告(行政指導)を受けることになります。
参考 労働相談ほっとライン
【方法2】弁護士に相談する
弁護士に相談することで労働基準法や民法など退職に関わる法的なアドバイスを受けることができ、円滑に退職までのサポートをしてくれます。
弁護士に相談することで具体的には以下のことをしてくれます。
- 会社から損害賠償請求された時の交渉
- ハラスメントの慰謝料請求の交渉
- 未払い給与(残業代、退職金等)の支払い交渉
- 有給を取得させない場合の取得交渉
- 離職票、源泉徴収の交付交渉
一般的に弁護士に相談すると30分5,000円ほどかかりますが、国によって設立された法テラスでは無料相談が可能ですのでおすすめです。(着手金は別途必要になります。)
参考 法テラス
【方法3】退職代行サービスを利用する
退職代行サービスとは、退職の意思を上司や会社に伝えられない方の代わりに会社へ話をして、あなたが出勤することなく円満退職できるサービスです。
「このまま会社へ行かずに辞めたい」「上司に退職を言い出せない」など、円満かつ確実に会社を辞めることができます。
私のおすすめ退職代行サービスは「辞めるんです」です。他社との大きな違いは、料金が業界最安値の27,000円、さらに支払いは後払いOKで追加費用も無し。つまり料金はあなたが無事に退職できてからの支払いで良いため安心して任せることができます。また退職代行件数は7,000件以上、退職成功率は100%と豊富な実績があるので、利用者の満足度が非常に高いのが特徴です。相談は24時間365日LINEにていつでも受付中です。
「退職代行サービス辞めるんです」では以下のサポートを受けることができます。
- 業界最安値27,000円(税込)追加費用なし
- 料金は退職届が受理されてからの後払いでOK
- 24時間365日LINE、メール、電話にて無料相談
- 出勤することなく即日円満退職可能
- 会社と直接のやり取り一切不要
30代介護職からのおすすめ転職先7選
【1】宿泊・飲食サービス業
ホテルや旅館などでの宿泊やサービスの提供、レストラン、居酒屋など飲食店で来店客の注文に応じて食事、飲料の提供、接客等を行う仕事です。
平均年収
男性 | 女性 | |
30~34歳 | 258万4000円 | 216万4000円 |
35~39歳 | 282万7000円 | 224万2000円 |
- 人と接する仕事が好き
- 臨機応変に対応できる
- 休みは土日以外も可
参考 飲食業の求人を探す
【2】工場・製造業
食品や化粧品などから家電製品や車など大型のものまで、さまざまなものを製造します。おもに工場の生産ラインでの仕事で、工場は24時間稼働している場合も多く、職員は交替制で働いています。
平均年収
男性 | 女性 | |
30~34歳 | 271万1000円 | 215万5000円 |
35~39歳 | 305万3000円 | 224万9000円 |
- コツコツ作業することが得意
- 対人関係が苦手
- 休みは平日でもOK
参考 食品製造業の求人を探す
参考 自動車工場求人を探す
【3】販売業(卸売・小売業)
スーパーやデパート・量販店などでの、食品・衣類・家電製品など商品の販売と接客が仕事です。土日は勤務が入ることが多く、休日はおもに平日になります。
平均年収
男性 | 女性 | |
30~34歳 | 288万2000万円 | 236万円 |
35~39歳 | 329万2000円 | 245万4000円 |
- 人と接する仕事が好き
- コミュニケーション能力が高い
- 社交的で明るい
参考 アパレルの求人を探す
【4】ドライバー(運輸・郵便業)
トラックなどで荷物を運ぶのが仕事で、荷物の積み込みや荷下ろしなど力仕事も行います。宅配便や郵便、小包を運ぶドライバーのほか、タクシーもこれに含まれます。
平均年収
男性 | 女性 | |
30~34歳 | 275万6000円 | 233万6000円 |
35~39歳 | 298万6000円 | 234万1000円 |
- 車の運転が得意
- ひとりで仕事をするのが好き
- 体力に自信がある
【5】保険営業
保険会社で、生命保険や損害保険など保険商品の営業販売、顧客管理や保険金の給付手続き業務などを行う仕事です。成果によって高収入も可能な仕事です。
平均年収
男性 | 女性 | |
30~34歳 | 384万6000円 | 263万1000円 |
35~39歳 | 483万2000円 | 284万2000円 |
- 人と話すことが好き
- 高収入を目指したい
- 土日休みが希望
参考 保険営業の求人を探す
【6】医療事務
医療事務は、病院や診療所などで会計・受付業務のほか、診療報酬の保険請求業務などを行う仕事で、女性が勤務することの多い仕事です。
平均年収
男性 | 女性 | |
30~34歳 | 290万8000円 | 251万3000円 |
35~39歳 | 327万3000円 | 262万5000円 |
- デスクワークが得意
- 安定した仕事がしたい
- 土日の休みが希望
参考 医療事務の求人を探す
【7】葬儀業
冠婚葬祭互助会などに勤務し、葬儀や法要のプランニング、準備、進行を行う仕事です。最近では葬祭業を学ぶ専門学校もあり、20代の職員も増えている仕事です。
平均年収
男性 | 女性 | |
30~34歳 | 270万1000円 | 222万4000円 |
35~39歳 | 313万円 | 235万4000円 |
- 人のために働く仕事がしたい
- メンタルが強い
- 土日の休みにこだわらない
参考 葬儀業の求人を探す
介護職から異業種転職におすすめの転職支援サービス
「転職支援サービス」とは、転職に関する豊富な知識を持った転職のプロである「転職アドバイザー」が、あなたに合った最適な職場を紹介してくれるサービスになります。
「転職支援サービス」は、すべて無料で利用することができさまざまなサポートをしてくれます。
私のおすすめは「リクルートエージェント」です。理由は、大手リクルートが運営しており、業界No1の転職実績(累計約30万人)があること、さらに利用された年間2万3,000人以上の方々が転職に繋がっていることです。国内外幅広く中小企業から大手企業まで、質の高い求人が揃っていますので安心して任せることができます。
【おすすめ①】充実した転職サポート
転職支援を創業から40年以上続けてきたリクルートエージェントは、数ある転職支援サービスの中でも「転職支援実績No.1」です。
長年の転職ノウハウを活かして、下記のサポートをすべて無料で行ってくれます。
- 公開求人・非公開求人の紹介
- 独自に分析した業界・企業情報の提供
- 務経歴書・履歴書などの書類の添削
- 面接の日程調整
- 採用担当者へ待遇の交渉
- 退社に向けた社内調整
【おすすめ②】実績豊富なアドバイザー
リクルートエージェントでは、さまざまな業界に精通し転職ノウハウを熟知した経験豊富なキャリアアドバイザーが多数在籍しています。
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【おすすめ③】業界トップクラスの求人数
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非公開求人数:268,817件
※2023年3月30日時点
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おわりに
体力も気力もあり、今後新しい職場でキャリアを積める余地も十分にある30代は、これまでの方向を転換して新しい人生を歩むには適した年代かもしれません。
介護職の経験では、コミュニケーション能力や粘り強く仕事に取り組む姿勢なども身についていることでしょう。
家族や自分の将来のためにも、今回の記事を参考にして自分に合った仕事を見つけ、新たな道を歩み始めていただけたらと思います。