40代の未経験が介護職に転職!転職するメリット・デメリットを徹底解説

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男女ともにまだまだ働き盛りの40代での転職を考えた時、介護職を選択肢に加える人は多いでしょう。

女性

未経験から介護をしてみたいけどデメリットや注意点を知っておきたい。

男性

介護の資格や職場はどんなところがあるのか知りたい

上記のような40代未経験から介護職に転職したい方はこの記事を読むことで解決できます。

介護の123編集部
介護の123編集部

この記事では40代未経験から介護職に転職するメリット・デメリットを解説。また介護転職を成功させるためのポイントや注意点、さらに介護資格や介護の施設についてもまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。

40代介護職員の労働現状

40代介護転職

40代男女別の就業率

介護・福祉分野で働く、サービス提供責任者、看護職員、ケアマネジャー生活相談員・支援相談員、PT、OT、ST等、管理栄養士・栄養士、福祉用具専門相談員、介護職員、訪問介護員の9職種の職員合計のうち、40代の就業率は男性で18.7女性で25と、40代から男性よりも女性のほうが少し多くなっています。

介護職男女別の就業率

  20~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60歳以上
男性 24.5% 34.8% 18.7% 10.7% 8.6%
女性 9.7% 17.9% 25% 25.6% 19%

出典 介護労働安定センター

40代職種別の就業率

40代男女の就業率を特に介護職員と訪問介護員についてみると、介護職員では22.4訪問介護員では22.9でした。

介護職員の各年代別での就業率では一番多い30代についで、40代は2番目に多く、訪問介護員では3番目に多い結果となっています。

介護職業別の就業率

  20~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60歳以上
介護職員 19.0% 24.0% 22.4% 19.7% 12.0%
訪問介護員 4.4% 11.5% 22.9% 27.5% 31.6%

出典 介護労働安定センター

40代未経験が介護職に転職するメリット

【メリット①】正社員での転職が可能

正社員での転職

40代で未経験の場合、ほかの職種では正社員としての採用は難しく、ほぼ無いといってもいいのですが、介護職の場合は長く安心して勤務できる正社員での採用があることがメリットです。

介護の123編集部
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特に、未経験でも資格を持っている場合は、正社員として雇用されるケースが多いので、可能ならば基本の「介護職員初任者研修」資格だけでも持っていると、転職に有利になるでしょう。

【メリット②】条件を問わない

歓迎

介護の123編集部
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30代までは多い求人も、40代になると急に数が減ってきます。その中でも介護職は年齢や性別を問わず求人が豊富で、40代は介護職員のなかでは若いことから、歓迎される年代でもあります。

また職歴が重視されることもあまりないので、長く仕事から離れていた主婦や、前職を病気等で休職していたという人も、転職しやすい職種です。

【メリット③】日・祝休める職場も

日曜祝日休み

介護職のうち入居型などでは24時間対応のため、勤務は交替制、休日もおもに平日を含むシフト制になりますが、同じ介護職でもデイサービスなど日曜や祝日が休み、という職場もあります

40代がパートやアルバイトで働く場合サービス業などが多く、日曜に休める職場は少ないので、家庭のある女性にとっては、家族に合わせた休みがあるのがメリットといえるでしょう。

【メリット④】職場に溶け込みやすい

職場に溶け込みやすい

下は10代20代から、上は60代以上まで広い年代の職員が働く介護職ですが、中間層の40代はある程度社会経験もあり、親戚やご近所間の付き合いにも慣れていることから、どの年代の人とも上手に付き合えることが多いので、職場になじみやすいでしょう。

介護の123編集部
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また、施設を利用する高齢者にとっても若すぎる職員よりは親しみやすく、話が通じやすいと感じてもらえることが多いのも40代のメリットです。

40代未経験が介護職に転職するデメリット

【デメリット①】収入減の可能性も

介護職の給料

経験を生かした転職なら、前職での給与を考慮してもらえることが多いですが、未経験では年代を問わず一番低い基本給からスタートします。

介護の123編集部
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なかでも介護職は他の業種に比べて賃金が低く、資格手当や夜勤手当の額でひと月の給与額をなんとか一般的な水準まで押し上げているところがあります。

未経験・無資格の転職では、手当額には期待できないので、前職よりも収入減になることが多いのがデメリットです。

【デメリット②】夜勤がある

夜勤

施設での介護職は、月に数回は夜勤もあります。 多くは昼夜交替制での勤務なので、慣れるまではからだが辛く感じたり、ある程度慣れてからも体調管理に気を配ることが大事です。

また家庭がある人なら、夜勤で留守にしている間や、夜勤明けの自宅での過ごし方に、家族の協力は欠かせません。

参考 介護職の夜勤とは?1日の流れ・勤務時間・回数・給料・休憩仮眠を解説

【デメリット③】体力的に負担が大きい

女性 身体 辛い

介護の123編集部
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介護職では入浴や排せつの介助、ベッドや車いすへの移乗などで、利用者を抱えて支えるなどの身体介護も多く、職員にとっては体力的にハードな仕事です。

40代になると体力の衰えを感じることも多くなりますが、不安を持ったまま無理に仕事を続けることで、足腰を痛めたりからだを壊してしまう場合もあります。

未経験から介護転職を成功させる5つのポイント

ポイント① 自分に合った施設を選ぶ

介護職デイサービスTOP

介護施設には実は多くの種類があり、利用者の介護をする、という点では同じですが、

など、違った特徴を持っています。

例えば、

人前で話したり明るくイベントを仕切ったりするのが得意な人は通所介護が向いています。

利用者に寄り添いじっくり向き合うことが得意な人には在宅介護が向いています。

体力に自信があったりチームでケアをしたい人には施設介護が向いています。

介護の123編集部
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自分の性格や得意分野を生かせる職場を選ぶことが転職成功のポイントのひとつです。

ポイント② 自分に合った雇用形態、勤務時間

雇用形態

介護職には正社員・パート・アルバイトなど雇用形態も働く時間帯もいろいろあるので、家庭重視の働き方なのか、バリバリ稼いでスキルアップもしていくことが目標なのかなど、どのように働きたいかを明確にして職場と働き方を選ぶと失敗がありません。

将来は管理者等を目指しているなら正社員としてフルタイムで、家庭や子どもを優先して働くなら日勤のみの勤務や短時間のパート、少ない日数で稼ぎたいなら夜勤だけの夜勤専従という働き方もあります。

自分のライフスタイルに合った働き方を選ぶことで、無理なく勤務を続けられます。

ポイント③ 資格取得しておく

介護の資格取得制度

転職成功のいちばんのポイントは、介護職の基本となる介護職員初任者研修資格を取得しておくことです。

資格を持っていることで採用される確率も上がりますし、未経験であっても有資格者では無資格者に比べて給与額も高くなります。

介護職員初任者研修資格は、130時間の講習受講が必要で、通常3か月ほどかかるのですが、スクールによってはひと月程度で受講できるカリキュラムを組んでいるところもあります。

また、雇用保険の受給が終了した人、雇用保険を受給できない人が該当するハローワークの求職者支援制度を使うと、教材代等自己負担は多少かかりますが講習は無料で受講することも可能です。

ポイント④ 実際に職場を訪問してみる

介護の職場

見学会や説明会などを行っているところでは、実際に案内してもらうこともできますが、もしそうした機会が作られていなくても、面接で訪問した時にさりげなく職員や施設内の様子を見ておきましょう

施設内の隅々まで清掃が行き届いていたり、季節の装飾がされているような職場は、余裕をもって仕事ができている、という目安にもなりますし、職員が声を掛け合っていたり笑顔が多い職場は、未経験者も安心して勤務できるでしょう。

ポイント⑤ 介護転職エージェント&介護求人サイトを活用する

介護転職エージェントがサポート

介護経験者であっても人間関係が良い職場や高給与の職場を探すのは、コネや信頼性のある介護人脈が無い限り非常に困難です。そこで利用するべきなのが「介護転職エージェント」「介護求人サイト」です。

  • 「介護転職エージェント」
    プロのアドバイザーがあなたの希望する職場を無料で紹介してくれます。
  • 「介護求人サイト」
    介護求人のみが掲載されているので見やすく気に入った求人に自分で応募します。
介護の123編集部
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転職エージェントは各介護施設や事業所の内部情報を把握していますので、紹介してくれる職場は「人間関係が良い」「高給与」「好待遇」なところが多いです。

▼「介護転職エージェント」人間関係が良く高給与の介護求人を無料で探してもらう

▼「介護求人サイト」自分で介護求人探して応募する

40代未経験で介護に転職する3つの注意点

【注意点①】スキルアップが可能か

介護施設の雰囲気

40代で正社員での転職を希望しているなら、将来的に介護職でスキルアップしていくことを考えている人も多いでしょう。

その場合、どのような条件で昇格・昇給していけるのか制度が明確になっていることや、資格取得の支援があるかなどの要件にも注意しましょう。 転職後、目標を持って勤められるかは、長く勤務するためにも大事な点です。

【注意点②】事業内容や運営方針

運営方針

介護施設や事業所の運営は、民間を含め多くの会社や団体が参入しています。

中には介護事業に参入して間もない会社もあり、そうした会社の中には運営方針や経営状態が定まらず、転職した後に体制や条件が変わってしまうこともあります。

介護の123編集部
介護の123編集部

安心して勤めるためにも、雇用条件の他に、どのような会社がいつからどんな方針で運営しているのかも確認してみましょう。

【注意点③】自分に適性や目的があるか

介護職に就く目的

自分がどうして介護職を選ぶのか、また適性があるかを再度考えてみましょう。介護職は排せつの介助などもありますし、時には看取りを行うこともあります。

求人が多く就職しやすそうだから、というのも転職に介護職を選ぶ十分な理由ですが、それだけでは働き始めてから「こんな仕事は自分に向いていない」とすぐに辞めてしまうことになるでしょう。

介護の123編集部
介護の123編集部

人と接する仕事が好き、役に立つ仕事がしたい、介護を学びたいなど、自分が介護職に向いていると感じたり、介護職をする目的があることは、いちばん大事な点といえます。

介護職の資格の種類

資格別

介護職の代表的な3つの資格をご紹介します。

  • 介護職員初任者研修
    介護職の基本になる資格で未経験・無資格で介護職を始めたら最初に目指すのがこの資格です。この資格を持つことで、無資格ではできなかった身体介護を行えるようになります
  • 実務者研修
    介護初任者研修の一つ上の資格です。この資格を持つことでサービス提供責任者として働くことができます
  • 介護福祉士
    上位資格であるこの資格は、介護職の中では唯一の国家資格となっています
介護の123編集部
介護の123編集部

そのほか介護の資格はまだまだたくさんありますのでご覧ください。

参考 介護資格一覧表【22選】|種類・難易度・通信通学講座料金・受験資格・期間を比較

介護職の施設の種類

介護の施設・事業所には次のようなものがあります。

介護の仕事は職場によってそれぞれメリット・デメリットがありますので、仕事内容や一日の流れ、給料などをチェックしてみましょう。

おわりに

年齢を経て未経験の職場に転職するのは勇気が要りますし、介護は大変な仕事とも言われますが、目的を持って取り組むことで介護職ならではのやりがいを見出すこともできるでしょう。

これまでの社会経験を生かして利用者の皆さんと向き合い、さらなるスキルアップを目指していただきたいと思います。

 

 

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