60代介護職から異業種へ脱出する4つのメリットを解説

60代介護職から異業種へ転職

定年後も嘱託などで働き続けることができ、他業種よりも長く勤務しやすい介護職ですが、60代になって介護職から異業種へ転職・脱出したいと考える人には、どのような理由があるのでしょうか。

また、60代で異業種に転職するメリットやデメリット、おすすめの業種や年収についても調べてみました。

介護職を辞めて転職する理由

介護関係の仕事を辞めた理由

人間関係結婚・出産施設・事業所他の仕事
があった
将来が
見込めない
20.0%18.3%17.8%16.3%15.6%
収入が
少ない
資格を
取った
人員整理向かない
仕事だった
家族の介護
15.0%11.5%7.2%6.0%4.6%

出典 介護労働安定センター

介護職を辞めた理由の第1位は「人間関係」がもっとも多い結果となりました。2番目は「結婚・育児」、3番目が「施設・事業所の理念や運営の在り方に不満があった」になります。 このことから、従業員や施設・事業所への不満が多いことがわかります。

では、60代介護職員が介護を辞めて転職しようと思った理由をみていきましょう。

腰痛など健康問題

年齢を経ると、やはり健康問題を抱える人が増えてきます。

体力の要る仕事も多い介護職では、60代も若い年代と同様に働かなければなりませんが、体力的についていけないと感じたり、腰痛や関節痛など持病が悪化したことなどを理由に転職する例が多くあります。

勤務時間が長い

仕事のハードさに加えて勤務時間が長いのも介護職の特徴で、業務の多忙さから時間外労働や残業が長年にわたって恒常化している職場も少なくありません。

若いころは無理がきいても、年齢とともに体力が低下して疲れやすく、長い勤務がこなせなくなってくると、無理のない短時間勤務の職種や職場に転職を考えるのも当然でしょう。

精神的なストレス

年齢による身体の不調が増えてくると、精神面での不調も出てくることがあります。

これまでは何とかやり過ごせていた利用者や同僚の言動に我慢ならなくなったり、良くも悪くも慣れていた面倒な人間関係に嫌気がさすなど、長年の溜まったストレスで深刻な精神状態になり、別の職場への転職を考えることも。

給与面の不満

介護職は他業種に比較して賃金が安く、仕事の内容に見合わないと考えている職員は年代を問わず多いです。

60代は自分の老後についてもそろそろ考え始める年齢ですが、心身ともに無理を押して仕事をしても、見合った額を受け取れていない現状に、もっと効率よく稼いでおきたいと、給与面を理由に異業種に転職する例もあります。

家族の介護

自分の親や配偶者に介護や看護が必要になり、転職を考えるという場合もあります。

休みが少なく勤務時間も長い介護職をしながら、家族の介護をするのは時間的にも体力的にも難しいので、より介護に時間が取りやすかったり、勤務時間が短い職種や働き方を求めて転職することになります。

60代で介護職から転職するメリット

ストレスが減る

介護職は感情労働ともいわれるほど精神的なストレスがかかる場面が多くあり、多忙な職場では精神的な余裕がなく職員同士の関係も悪くなりがちです。

そのような職場では日常的にストレスにさらされることになりますが、転職により原因から離れることでストレスを減らし、精神の健康を取り戻せます。

体力的な負担がない

介護職の身体介護で行う、利用者の身体を支えたり持ち上げるのと同じような体力を使う重労働は、異業種では一部の仕事に限られます。

60代になり体力に自信がなくなってきた人にとっては、負担のない仕事を選べるのが転職のメリットでしょう。

勤務時間が短い

一般の業種では、一部の介護職で当たり前になっているような時間外勤務や、休日出勤等はほとんどありませんし、長時間の夜勤もありません。

60代の求人はパートなどが多く時給での給与がおもなので、決められた時間内で勤務が終了することがほとんどです。

休みがきちんととれる

人手不足の介護職では、欠勤した人の代わりに誰かが急きょ出勤になったり、有給休暇も取れないことが多いのですが、一般企業では公休はきちんととれますし、サービス業等でもシフトで十分な休みが確保されている職場がほとんどです。

しっかり休めることは、体力の衰えが気になる60代にとっては大きなメリットでしょう。

60代で介護職から転職するデメリット

求人が少ない

60代を対象にした求人で多いのはやはり介護職で、他の業種では年代とともに求人数が少なくなるのは避けられません。

挑戦したい仕事があっても応募に年齢制限があったり、経験やある程度のスキルが求められるなど、やりたい仕事と応募可能な求人のマッチングが難しいところは60代で転職するデメリットです。

短時間勤務が多い

60代を募集している求人では、ビルやマンションの清掃、工場などでの軽作業、送迎バス等のドライバー、ランチタイムなど忙しい時間に限った飲食店勤務など、パートやアルバイトでの比較的短時間の勤務が多く、フルタイム勤務を希望している人にとってはその点がデメリットになるでしょう。

正社員雇用は難しい

異業種での正社員求人は30代くらいまでが多く、それ以降は年齢が高くなるほど減る傾向にあります。未経験の職種で60代では、契約やパート・アルバイトでの雇用がおもで、正社員での雇用はほぼ無いと言っていいでしょう。

正社員として福利厚生が整った、安定した雇用を希望している人にとっては、転職で60代が直面する残念な点のひとつでしょう。

職場への適応が難しいことも

新たな職場で仕事を覚えるのは、どの年代にも苦労がありますが、60代では年齢による記憶力や集中力の低下から、より時間がかかります。

努力しても職種によっては適応が難しいこともあり、自分の適性や能力に合った仕事探しが重要です。

60代が介護職から転職を成功させる4つのポイント

60代介護職が転職を成功させるポイント

正社員にこだわらない

年齢が高くなるほど、安定した働き方として「正社員」を条件に考える人は多いと思いますが、60代の求人で正社員の募集は、かなり少ないのが現状です。

ただ、一方で60代は若い年代に比べて、比較的時間の自由が利く人が多いことから、勤務に入れる人が少ない早朝からの仕事や、多忙な時間だけの短時間勤務などでは、積極的にシニア層を採用することも増えています。

職種を選びすぎない

職場によって求める人材には違いがあり、自分がやりたい仕事でも企業側はもっと若い年代を求めているということが多く、年代が高くなれば職種とのマッチングが難しくなるのは否めません。

それなら、自分の選択肢に無かった仕事でも、60代以上のシニアを歓迎しているという職種から当たってみたほうが、より採用の確率は高まるでしょう。

シニアやシルバー世代を中心に募集しているところなら、業務内容や待遇に関しても年代を考慮している場合が多いですし、同年代の多い職場は、異業種でも働きやすいというメリットもあるでしょう。

なんのために働くか

転職を考えるのは、前職に不満があったり改善したいところがあったからだと思いますが、 その点を自分で具体的に整理してみます。

例えば、老後の備えを増やしたいなど、給与額が優先条件になる場合もあるでしょうし、健康面の不安や体調悪化で介護職を辞めるなら、からだに無理のない業務や勤務時間が大事になります。

また、おそらく自分のキャリアとしては最後の仕事になることから、自分のやりがいや、社会に貢献したいなど、精神的な満足を求める場合もあるでしょう。 何をいちばんに優先して働きたいか、条件をはっきりさせることで、職探しの方向性も定まります。

転職エージェントを利用

介護職の中で培ってきた自分の能力や、異業種への適性を客観的に判断してもらえる、転職エージェントを利用するのも、効率よく転職活動を進めるポイントになります。

経歴や資格など必要事項を入力して登録することで、希望条件や適性に合う仕事を紹介してもらえて、さまざまなサポートも受けられるので、自力での転職活動に不安がある人や、時間的な余裕があまり取れないという人にはお勧めの方法です。

60代が介護職から転職する際の3つの注意点

60代が介護職から転職する注意点

前職のキャリアはいったん忘れる

60代だとこれまでの職場では、管理者など職員の上に立つ立場の人もいるかもしれません。

しかし、異業種への転職では介護職の資格はもちろん、身につけた技術もほぼ役立てることができませんので、いったんは前職の成果やキャリアを忘れましょう。

面接での困ったシニア層の言動として「前職について自慢が多い」「上から目線」などの面接官の声も聞かれます。知らず知らずにそのような態度にならないよう、面接では注意が必要です。

ビジネスマナーを知っておく

介護職と一般企業では、求められるマナーや常識も違う点が多くあります。 長く介護業界で働いていると、一般的なビジネスマナーを知らずに面接で失敗してしまうことも。

企業側にとって、社会経験の長い60代はそれらのマナーを身につけていて当然と考えていますから、できていないと厳しく評価されてしまいます。 履歴書の書き方を始め、ドアの開け閉め、お辞儀の仕方やタイミングなど細かなことも、もう一度学んでおくことが転職活動のポイントです。

転職活動は在職中から

60代の転職は、すぐに決まるほうが稀と考えて、焦らないでじっくり取り組むことが肝心です。時間をかけて確実に転職活動を進めるには、仕事を辞めずに在職中から行うようにしましょう。

必要な身なりを整えたり交通費など、転職活動には案外細かな費用もかかってきますから、収入源を確保しておくと安心です。

ただ、時間的な制約はあるので、応募や面接、採用までの時期、退職までの引継ぎ予定など、あらかじめスケジュールを立てておくと活動をスムーズに進めるのに役立ちます。

引き止めがひどいなら「退職代行サービス」がおすすめ

退職代行サービスとは、退職の意思を上司や会社に伝えられずに悩んでいる方に代わって、会社へ話をしてくれるものであり、退職の話を聞いてもらえない、自分で話をせずに退職したいなど、退職したいが一人では自信がない方へおすすめです。

退職代行サービス会社や利用者は増えてきています。サービス利用で退職できた方も増えてきてはいますが、強引な退職によりトラブルもあるようです。

サービス会社を選ぶ際にはいくつかの会社を比較し、自分の意思をきちんと伝えておきましょう。多くの代行サービス会社の利用料金は、約3万円~5万円程度です。追加料金やオプション料金などの確認もしておきましょう。

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おわりに

高齢化が進んで若い年代の労働力が減少していることから、介護職以外でも人手が不足している職種はあり、定年後などの60代以上のシニアを積極的に雇用する動きも出てきています。

経験のない異業種に転職するには、当然不安や戸惑いを感じるものですが、研修やマニュアル等がある仕事を選ぶと、始めやすいかもしれません。 自分に合った職種や働き方を探して、第二のキャリアをスタートしてみませんか。

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