デイサービスを利用してみたいけど、どんなサービスなのかしら?
このように
- デイサービス(通所介護)を利用してみたいけど、どんなサービスか詳しく知りたい
- デイサービスをどうやって選べばいいかわからない
- デイサービスのメリット、デメリットが気になる
など上記の方々はこの記事を読むことで解決できます。
この記事では、デイサービス(通所介護)とは?、サービス内容、種類、料金・費用、利用条件、1日の流れ、メリット・デメリット、利用方法・選び方、事業所数、利用者数、などについてわかりやすく解説していますのでぜひ参考にしてみてください。
デイサービス(通所介護)とは
デイサービス(通所介護)とは、介護保険を利用する在宅介護サービスのひとつです。
要介護状態となった場合でも、高齢者が可能な限り在宅で日常生活を送ることが出来るように、施設へ通い日常生活上の介護や機能訓練を行います。
外出の機会をつくることや家族の負担軽減も役割としており、介護保険が始まった頃から大きく事業所数が増加し在宅介護サービスの中で最も多くの事業所数があるサービスとなっています。
ここでは、デイサービス(通所介護)の種類やサービス内容、基準などについてご案内します。
日帰りで施設に通いサービスを受けられる
デイサービス(通所介護)は、日帰りでデイサービスセンターなどの施設(事業所)へ通って、入浴や食事、日常生活上の介護、機能訓練を受けることが出来る在宅介護サービスです。
施設に通うことにより身体を動かすことにも繋がり、他の利用者との交流を通した気分転換や、閉じこもりの防止、利用者の生きがいにも繋がるサービスです。
デイサービス(通所介護)の事業所数
デイサービス(通所介護)の事業所数は、介護保険が開始された2001年には9,726事業所でした。
その後、2006年には2万748、2011年には3万1,570、2017年には4万4,089と初めて減少に転じました。これは介護報酬の改定などにより、事業所経営が年々厳しくなったことによる影響と言われています。
しかしデイサービス(通所介護)は、サービスの種別ごとの事業所数としては今も最も多くの事業所数を誇っています。
デイサービス(通所介護)の利用者数
デイサービス(通所介護)の利用者数は、2001年に65万人でした。その後、右肩上がりに増加を続け、2006年は107万人、2011年は148万人、2016年には190万人を超えています。
また2015年の要介護度別割合を見ると、要支援1,2が合わせて26.4%とおよそ4分の1を占めており、要介護1,2が49%と約半数を占めていることが分かります。
デイサービス(通所介護)の種類
介護保険のサービスは、同じような名称でも内容が異なるものがあります。
デイサービス(通所介護)の中にも、複数の種類があり目的や役割が異なったものが存在します。どのような種類があるのかを見ていきます。
【1】認知症対応型通所介護
認知症対応型共同生活介護は、認知症の方を対象とした小規模のデイサービスです。
地域密着型サービスのひとつなので、利用者は施設のある市区町村の住民に限られます。通常のデイサービスとは、以下のような違いがあります。
- 認知症の診断がある場合しか利用が出来ない
- 定員数が少なく職員配置が手厚い
- 認知症介護の専門性を持った職員が介護をしてくれる
【2】療養通所介護
療養通所介護は、通常のデイサービス(通所介護)の中に含まれるサービスのひとつです。
難病等を有する重度要介護者又はがん末期で、常に看護師による観察が必要な方を対象としてサービスが提供されます。定員数が少なく手厚い職員が求められており、地域密着型サービスのため施設のある市町村の住民しか利用することが出来ません。
【3】お泊りデイサービス
お泊りデイサービスとは、介護保険上にそのようなサービスがある訳ではなく、あくまでも呼称(呼び名)です。日中にデイサービスを利用して、そのまま施設に宿泊をするサービスをお泊りデイサービスと呼びます。
以前は介護保険の制度外だったため、実態の把握が難しく劣悪な環境でサービスを提供していた事業所もあったと言われます。平成27年度からは届出が義務付けられ、面積や連泊数のガイドラインも厚生労働省から示されるようになっています。
デイサービス(通所介護)で提供されるサービス内容
デイサービス(通所介護)の利用は、居宅介護支援事業の介護支援専門員(ケアマネジャー)が作成した介護計画(ケアプラン)に基づき行われます。介護計画にそって、デイサービスでどのように過ごしてもらうかを計画し、通所介護計画が作成されます。
介護サービスは計画に則ってサービスが提供され、食事や入浴、排せつの介助など日常生活上のお世話や、機能訓練が行われます。具体的に、提供されるサービス内容はどのようなものかを見ていきます。
送迎
デイサービス(通所介護)では、施設の職員が利用者の自宅まで迎えに行き施設へ通います。
デイサービスの利用料金の中には、送迎費用が包括して含まれているので送迎を行わなかった場合には利用料金が減額されます。(送迎減算と呼びます)
多くのデイサービス事業所では、車椅子のままでも乗車することが出来る送迎車両を持っています。
レクリエーション
デイサービス(通所介護)ではレクリエーションに力を入れている施設がたくさんあります。
集団での体操やゲーム、外出の行事、外部からの慰問など工夫を凝らしたレクリエーションが提供されます。身体を動かす機会をつくることや、頭を使った認知症予防、他者との交流の機会など目的を持ってサービスが提供されます。
入浴
入浴はデイサービス(通所介護)の利用で、大きな目的のひとつになっています。自宅での入浴に不安や危険がある場合など、職員の見守りで入浴を行うことが出来ることはとても心強いサービスと言えます。
浴室のタイプも様々で、家庭のようなつくりの「個人浴槽」、銭湯のようなつくりの「大浴場」、車椅子のまま入浴することが出来る「特殊浴槽」など幾つかのタイプがあります。施設を選択する際に、浴室のタイプを聞くことも施設選びのポイントになります。
リハビリ
デイサービス(通所介護)では、機能訓練の一環としてリハビリテーションが行われます。
デイサービスでは機能訓練指導員の配置が義務付けられていますが、必ずしもリハビリテーション専門職である必要はなく、看護職員が兼務をしている場合もあります。
最近では、リハビリに力を入れてリハビリ機器やリハビリ専門職(理学療法士や作業療法士など)を配置することにより、施設の売りとしているデイサービスも増加しています。
食事
デイサービス(通所介護)では、高齢者に合わせた食事が提供されます。
施設によっては、季節の食材を使ったり、地元の食材を使った献立を計画したりと工夫をこらした食事を提供します。栄養士が所属している場合もあり、栄養管理や身体の状態に合わせたキザミ食やミキサー食、制限食(塩分やタンパク質など)に対応可能な施設もあります。
施設で作らずに、お弁当などで対応する施設もありますので、事前に確認をすることをおススメします。施設によっては、事前の見学や体験利用で食事を試食させてもらえる場合もあります。
デイサービス(通所介護)の料金・費用
デイサービス(通所介護)を利用した場合には、利用日数(回数)に応じて料金が必要となります。
あらかじめケアプランに位置づけられたサービスであって、要介護度に応じた利用限度額(介護保険が使える枠)以内のサービスであれば、介護保険の自己負担分で利用することが可能です。一般的に以下の費用が必要です。
- 介護サービス費用の自己負担分(利用限度額を超えた部分は全額自己負担)
- 食費
- その他の実費
地域密着型通所介護
地域密着型通所介護は利用定員が18名以下の小規模なデイサービス(通所介護)施設です。
小規模な施設の特性として、きめ細かな対応が求められるので通常規模型の施設よりも利用料が少し割高となっています。
(介護度、負担額、利用時間によって変動)
通常規模型
利用定員が19名以上(月の延べ利用者数300名~750名以下)のデイサービス(通所介護)施設です。
通常規模型の費用は、地域密着型よりも低く、大規模型よりも高くなっています。
(介護度、負担額、利用時間によって変動)
大規模型
利用定員が19名以上(月の延べ利用者数300名~750名以下)のデイサービス(通所介護)施設です。
大規模型通所介護は効率的な運営が可能なため、通常規模型よりも金額が低くなっています。
(介護度、負担額、利用時間によって変動)
参考 デイサービス(通所介護)のサービス利用料金を通所種類別に徹底解説
デイサービス(通所介護)の一日の流れ
デイサービス(通所介護)では限られた時間の中でサービスが提供されます。
介護保険の決まりの中では、提供するサービス内容が決まっている訳ではありませんので、施設ごとに提供時間やサービス内容は異なります。ここでは、代表的な一日の流れについてご案内します。
- 8:30自宅にお迎え多くの事業所では、始業と同時に送迎が開始されます。
送迎車両で、複数の利用者のお宅まで迎えに行きます。車椅子を利用している場合には、リフト付きの送迎車両が活躍します。 - 9:00施設へ到着施設へ到着後、体温や血圧測定など健康管理を行います。
- 10:30入浴施設へ到着して一息ついたら入浴介助を行います。デイサービスでの入浴介助は、利用者の中でも非常に楽しみにされているサービスのひとつです。
- 11:30機能訓練体調や状態に合わせて、機能訓練を行います。身体を動かすことで美味しくお昼ご飯を食べられるようにする効果もあります。
- 12:00昼食施設でつくる、もしくは宅配のお弁当などで提供されるお昼ご飯は、利用者の方からの人気のサービスです。施設によっては、身体状況に応じてその方にあった献立を提供する事も可能です。
- 14:00レクリエーション集団での体操やゲームなどで余暇を楽しみ、同時に身体を動かすことでリハビリにも繋がります。施設によっては、外出行事や手作業による作品作り、ボランティアの慰問など様々な行事やイベントを企画する施設もたくさんあります。
- 15:00おやつ
- 16:00自宅へ送り施設からご自宅に一人ずつ送ります。
デイサービス(通所介護)のメリット
在宅で利用する介護サービスは数多くの種類があります。その中で、デイサービス(通所介護)を利用するメリット・デメリットにはどのようなことがあるでしょうか。
【メリット①】安心して介護を受けることが出来る
介護を提供する職員は介護のプロです。安心して入浴をする機会を持てたり、身体を動かす機会をつくれたりすることはデイサービス利用の一番のメリットと言えます。
【メリット②】他の利用者との交流の機会が増える
デイサービス(通所介護)では、他の利用者との交流の機会も増えます。
自宅まで迎えに来てもらい、自宅まで送ってもらえるデイサービスは外出する事が難しくなった場合の気分転換や馴染みの職員・利用者との交流の機会にもなります。
実際に、デイサービスを利用することによって「何十年ぶりに昔の知り合いに会えた!」そんな声を聞く事もあります。
【メリット③】家族の負担の軽減
利用日の朝、自宅まで迎えに来てもらい夕方には自宅まで送り届けてくれるデイサービスは、利用者が不在の間には家族の介護休みの機会にもなります。そのような負担を軽減してくれることは、在宅介護を続けていくうえでとても貴重な時間となります。
デイサービス(通所介護)のデメリット
【デメリット①】施設の雰囲気に馴染めない場合がある
利用者によっては、施設の雰囲気に馴染めないということがあります。
特に「やっていることが幼稚だ!」とか「認知症の人と同じにされたくない!」そのような声を聞くこともあります。そのような場合には、その方にあった施設を探すことも必要なことになります。
【デメリット②】他の利用者とのトラブル
多くの人が集まるデイサービスでは、どうしてもトラブルは避けられません。利用者の中には認知症の方もいる場合がありますし様々な状態の方が利用します。
職員とお客様である利用者の方とのトラブルはあまりないかもしれませんが、利用者同士のトラブルはどこの施設でも少なからずあるものです。そのような人間関係のトラブルは、多くの人が集まるサービスを利用することのデメリットの一つと言えます。
【デメリット③】費用負担がある
介護保険の自己負担分や食費、施設によりその他の費用が必要となります。一回の費用は決して大きくなくても、たくさんの回数を利用する方にとってはまとまると大きな費用負担となります。
デイサービス(通所介護)の人員配置基準
デイサービス(通所介護)の人員の配置基準について見てきます。介護保険の指定を受けている事業所は、以下の基準を満たすことが義務付けられており、それ以上の人員を手厚く配置しているかどうかは施設により異なります。
管理者 1人
デイサービス(通所介護)の管理業務を行います。
原則として専従で管理業務を行いますが、支障がない場合には他の職種と兼務することも可能です。
生活相談員 1人以上(サービス提供時間に応じて専従)
デイサービス(通所介護)を利用する方の、相談援助や外部の事業所との連絡調整の役割を担います。専門的に福祉や介護を学んだ、社会福祉士や社会福祉主事の資格を持った職員が業務を行います。
看護職員(看護師、准看護師) 1人以上(単位ごとに専従)
デイサービス(通所介護)利用者の体調管理や急変時の対応など、健康管理を担う役割です。
介護職員 (サービス提供時間に応じて専従で常時1人が配置されること)
利用者の数が15名まで 1人以上
利用者の数が15名を超す場合、利用者が1名増すごとに0.2人分が必要
(例)利用者数20名の場合、介護職員1人と提供時間中に1名分の時間の配置が必要
※利用定員が10名以下の、地域密着型通所介護の場合は、看護職員・介護職員のうちいずれか1人の配置で可能です。
機能訓練指導員 1人以上(兼務可能)
日常生活を営むのに必要な機能の改善、減退を防止するための訓練を行う役割です。
機能訓練指導員という資格がある訳ではなく、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護師・准看護・柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師・鍼灸師(一定の実務経験が必要)の資格を持った職員が担当します。
デイサービス(通所介護)の設備基準
デイサービス(通所介護)では、設備基準についても介護保険で定められており指定を受けるためには以下の基準を満たす必要があります。
食堂及び機能訓練室
利用定員1名につき3㎡以上の面積が必要となります。食堂には高齢者が利用しやすいようなテーブルや椅子が配置されていることが一般的です。また、車椅子を利用する方も多くいるので車椅子で動きやすいように配置がされています。
相談室
利用者のプライバシーに配慮した相談室の設置が必要です。多くの場合は、会話の内容が聞こえないように個室となっています。
静養室
利用者が休めるように、ベッドが配置されていることが一般的です。
浴室
入浴加算を算定する場合には、入浴設備が必要となります。
家庭に近い一般浴のみならず、車椅子やストレッチャーで入浴が可能な機械浴を設置する施設もあります。
その他
高齢者や身体が不自由な方が利用しやすいようにバリアフリーの構造となっていることが一般的です。また、広さにより消防法に規定された消防設備の設置も必要となります。
デイサービス(通所介護)の利用方法
デイサービス(通所介護)に限らず、在宅介護サービスの利用は利用者と施設・事業所が計画を結んで利用が開始されます。利用までの流れをみていきましょう。
【1】問い合わせ・相談
初めに利用したいデイサービス(通所介護)施設を探します。
施設を探すには、地域の介護保険情報が掲載されている冊子やホームページなどで探すことが可能です。その他には、担当してもらう介護支援専門員(ケアマネジャー)に相談をすることが最も早い方法として考えられます。
多くの場合、ケアマネジャーから近隣の施設に問い合わせや相談をしてもらい、施設の空き情報や利用可能な曜日の調整を行ってもらいます。
【2】見学・説明・申し込み
利用したい施設を決めたら、見学を行います。
利用希望者が見学に行けない場合には、代わりに家族が見学を行う場合もあります。その際には、職員の対応や利用者の雰囲気など実際に現場を見なくては分からないことを確認することがよいでしょう。
また、施設によっては体験利用を受け入れている場合もあります。食事代などの実費がかかる場合もありますが、利用をはじめてから施設を変えたり、中止したりすることは利用者の自由ですがせっかくなら体験利用を通してサービスを経験することをおススメします。
見学や施設職員からの説明を受けて、疑問な点を無くしてから申し込みを行います。
【3】必要書類の準備
デイサービス(通所介護)利用のために必要書類な書類は、施設により異なります。
多くの場合、「健康診断書」や「診療情報提供書」など身体状況が分かる書類、「介護保険被保険者証」や「負担限度額認定証」、「負担割合証」などの介護保険の状況がわかる書類を提示します。
身体状況確認のための書類は、主治医に依頼することになりますので早めの依頼が必要です。
【4】面談
利用の前に職員による面談を行います。
その際には、利用する時の持ち物の説明、食事の好き嫌いやアレルギー、薬の有無など実際に利用する場合に必要となる情報が伝えられます。
【5】審査・判定
提出した身体状況についての書類や面談を行った結果から、デイサービス(通所介護)の利用が可能かどうかを判定します。
基本的には断られることはほとんどありませんが、感染症がある場合や体調が不安定な場合などは利用を断られ、落ち着いてからの利用を進められる場合もあります。
【6】契約
利用開始日を相談して利用が開始されます。
その前には、利用契約書や重要事項説明書の説明を受けて契約を行います。
デイサービス(通所介護)の選ぶポイント
デイサービス(通所介護)は多くの施設があります。そして施設によってそれぞれ特徴や内容が異なります。どのような視点から選べばよいのかご説明します。
【ポイント①】複数の事業所を比較・検討する
デイサービス(通所介護)は、非常に多くの施設が存在します。
以前は比較的どこの施設でも提供されるサービスは大きく変わりませんでしたが、最近では「リハビリに力を入れるデイサービス」や「女性・男性だけのデイサービス」、「余暇活動に力を入れたデイサービス」など様々な特色があるデイサービスが存在します。
可能であれば、出来る限り多くの施設を見学しパンフレットなどから内容を比較することをおススメします。
【ポイント②】サービス提供者の対応・知識を確認する
デイサービス(通所介護)の利用前には複数の施設の見学や体験をすることをおススメします。その時の職員の対応や他の利用者の雰囲気は実際に現地でしか見ることが出来ないからです。
特に重要なのは、そこで働く職員の対応や表情、挨拶など第一印象が良いかです。長くお付き合いする事になるかもしれない施設選びなので、妥協せずに確認をしたいものです。
【ポイント③】契約内容を確認する
介護保険のサービスは、契約に基づいて提供されます。契約書や重要事項説明書は非常に細かい文字となっており、全てを完全に理解や確認することは難解です。
例えば、キャンセル料についての記述などでも、以下のようなケースが想定されます。
- キャンセル料は頂きません
- 体調不良の場合は不要です
- 前日までの連絡で不要です
- 予定が中止された場合キャンセル料が必要です
どれが良い悪いではなく、そのような説明があったかどうかが重要になります。不明な点については、納得が出来るまで確認をすることはとても重要です。
おわりに
デイサービスは、とても多くの事業所数があります。地域によっては朝や夕方になると、デイサービスセンターの送迎車両がひっきりなしに走り回る様子を見かけます。
また、デイサービスの役割や事業所の特徴も以前より細分化してきていると感じます。ここまでの内容を参考に、デイサービスを選ぶ際の参考にして頂ければ嬉しく思います。