認知症ケアがしたくてグループホームに入社したものの、、働いていくうちに大変なことが多く辞めたいと思う方が多々いるようです。
グループホームの仕事がつらい。大変で辞めたいなぁ。ほかに良い転職先ないかなぁ。
上記のようなグループホームを辞めて今よりももっと良い職場に転職したい方はこの記事を読むことで解決できます。
この記事ではグループホームを辞めたい理由はどんな原因によるものなのかを解説し、最後にグループホームで働く介護職員の方におすすめの転職先についてまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
グループホームの仕事を辞めたい9つの理由
グループホームの正式名称は「認知症高齢者グループホーム」。介護保険法では「認知症対応型共同生活介護」になります。
その名前からもわかる通り、認知症に特化した施設となっています。介護業界の中でもグループホームの仕事は激務と言われております。
そこで、グループホームで働く介護職員が「辞めたい」と思う理由をいくつかピックアップしてみました。
【理由①】認知症ケアが大変
グループホームに入居されているお年寄りは、みなさん認知症を抱え介護認定を受けている方です。
認知症は病気であり、一番苦しんでいるのは入居者さん本人だ・・・と理解はしていても、認知症ケアは簡単なものではありません。
- 何度言っても同じことを繰り返し聞きに来る方
- 夕方になると決まって「家に帰る」と言いだす方
- 作話や被害妄想が強い方
- トイレや入浴などの介護に強い拒否を示す方
- 暴力や暴言を繰り返す方 など
認知症の症状から、対応しなければいけない事柄は多岐に渡ります。
日々の業務をこなしながら9人の入居者さんからの訴えを聞き対応することは、想像以上に大変なことです。クタクタになるまで訴えに振り回され、つい感情的になって虐待紛いの暴言を吐いてしまったり、鬱になるまで追い詰められてしまうことも、良くある話なのです。
「介護員の介護疲れ」という言葉もささやかれるのが今の介護職の現状と言えます。
【理由②】要介護度の高い入居者さんが多い
グループホームは基本的に、65歳以上・要支援2以上の認知症高齢者の受け入れを行っています。
介護度1~2で入居され、年月を経て介護度5となっていく方がほとんどなのですが、最近では入居した時にはすでに介護度5というケースも少なくありません。介護度5になると、それに応じて必要な介護量も増えていきます。
意思疎通の難しい方も多くなりますので、その方たちの対応に追われることもしばしば。グループホームの小規模な職員配置では、すべての方に手厚い介護をしようとすると、どうしても無理が出てしまいます。また、身体介護での負担も大きく、介護員が腰を痛めたり手首の腱鞘炎に悩まされたりという事態も頻発しています。
家庭の延長であったはずのグループホームですが、今は小さな特別養護老人ホームのような雰囲気に近くなってきています。
【理由③】雰囲気が合わない
少人数のスタッフで運営されているグループホームでは、施設長やリーダー、一人一人の介護職員が作り出す雰囲気というものが顕著に表れます。
- 「グループホームのアットホームな仕事がしたい」と思い入職しても、実際の職場ではただの馴れ合いでしかなく違和感がある。
- 上司のや先輩の権力が強く、自分の意見を発言出来ない空気がある。
- 入居者さんへの対応が必要以上に厳しく感じる。
- 職員間に派閥があり、冷たい空気が流れている。
まるで軍隊のように、ホーム長の言うことには絶対服従を強いられる。
その職場が自分に合っているかどうかは入職してみないとわからない部分もあり、前もって職場の雰囲気を察するのは難しいと言えます。転職エージェントを利用することで、事前に職場の雰囲気を知ることが可能です。参考 転職エージェントとは
自分から働きかけて雰囲気を変えていくことも出来るでしょうが、相当な時間と労力を必要とします。どうしても自分と職場の雰囲気とのギャップが埋められない場合、退職という最終手段に踏み出してしまうことが多いようです。
【理由④】夜勤がきつくて大変
グループホームの夜勤は基本的に一人業務です。
夜勤の形態として二交代制を取っている所が大半で、そのうちの6割以上は勤務時間が16時間を超える長時間勤務となっています。グループホームに勤める介護員は、特変やトラブルへの不安を抱えたまま、仮眠も無く一人で長い夜を過ごさなければなりません。
夜間にこなさなければいけない仕事は山のようにあり、追い立てられるように朝を迎えます。
・夜間特有の徘徊
・不穏への対応
・トイレ誘導
・オムツ交換
・体位交換
・書類作成
・朝食の準備
・掃除
・洗濯
「体力の限界」「年々夜勤がきつい・辛いと感じられる」という声は、実際に現場でよく聞かれるものです。比較的職員の年齢層の高いグループホームでは、体力的問題で退職する職員も多く見受けられます。
また、看取り介護の問題もあります。
看取りの時期だといって夜勤者の人数が増えることは、まずありません。その方と、他の入居者さん8名とを、夜勤者一人でケアしていかなければならないのです。
どうか今夜じゃありませんように・・・(切実)
そんな風に祈る思いで入居者さんと向き合うプレッシャーは、小さなものではありません。
参考 介護職の夜勤は寿命を縮める!命を削る危険な9つの健康リスクを徹底解説
【理由⑤】料理を作るのが苦手
これは20代の職員や男性職員から良く聞かれる言葉です。
グループホームでは、入居者さんに家事をする機会を作るために「職員と一緒に」料理をすることがありますが、そもそもそれまで料理をしたことがない状態で入職した人には戸惑うことも多いかと思います。
ホームによって異なりますが、レシピや献立がきちんとあるところもあれば、冷蔵庫の中身やメニュー被りが無いかなどを考慮しながら、職員が決めるところがあります。
例えレシピがあったとしても、2時間程度で10人分以上の食事を作るのは慣れないと難しいと言えるでしょう。
【理由⑥】人間関係が悪く、合う人がいない
グループホームは、1つのユニットをだいたい7~8人の介護職員で24時間のケアを提供しています。
少人数で閉鎖的であり、入居者さんも職員も大半は女性。
比較的年齢の高め(40~50代)のスタッフも多いことから、人間関係で様々なトラブルが起きやすい環境であると言えるのです。
トラブルを上げてみると
- 仲の良いグループがすでに出来上がっていて、受け入れてもらえない
- ちょっとしたミスで罵倒され、緊張する
- 仲の悪い職員同士のいがみ合いに巻き込まれる
- 先輩同僚たちに悪口の標的にされている
- 独裁者的職員に嫌われてしまった
- さぼり癖のある職員に上手く使われる
などなど 上記のようなことがたくさん重なると辛くて辞めたくなると思います。
「その気持ち、良くわかるよー」と愚痴を聞いてくれた同僚が、その内容をみんなにペラペラしゃべっていた・・・なんてことも。
介護老人安定センターの調査によると、介護職員の退職理由の第一位は「人間関係に問題があったため」。全体の23.9%が人間関係が原因での退職をしているのです。
出典 介護老人安定センター
【理由⑦】給料が低くて安い
介護職員の給料が低いという話は、世間的にも有名な話です。
事業所や役職・雇用形態によって変化はありますが、施設に勤める介護福祉士の月給は、手取りで15~17万前後、年収は200万前半~400万程度。全ての産業と比べると10万円程低いと言われています。
母体がしっかりしている医療法人系・社会法人系の施設ならば、待遇も手厚いところが多い傾向がありますが、小さな株式会社・有限会社が経営しているグループホームなどでは待遇も見劣りしてしまうのが事実です。
出典 厚生労働省
介護の仕事では、基本給のほかに夜勤手当や資格手当、処遇改善費が支給されますが、その金額は、勤める事業所に左右されますし、ボーナスの有無も大きな収入の差となります。
身体面でも精神面でもきつい・辛い仕事をこなして頑張っているのに、給料・待遇が全くそれに見合っていないという不満の声が聞こえるのも無理はないことと言えるでしょう。
【理由⑧】看護師がいなくて不安
グループホームでは、看護師の職員配は義務ではありません。基本的に医療に関しては、月に2回程度の訪問診療によるドクター往診、週に1回の訪問看護による看護師のケアで賄われています。
訪問看護ステーションは夜間でも電話で指示を仰げる、介護職員にとってはありがたい存在です。ですが、よっぽどのことでない限り駆けつけてくれることはなく、夜間の特変は「朝になったら病院に来て」で終わってしまうことも珍しくありません。
また、普段の生活の中での
〇〇さん、今日はなんだかダルそうだな・・・
これって褥瘡になりかけ?大丈夫・・かな?
など、緊急性は薄いけれどすぐ質問したいことを聞く相手がいない、もしくは次の訪問看護を待たなければいけないという問題も、決して無視できるものではありません。
特別養護老人ホームのような看護師が常駐しているのが当たり前の施設を経験してきた人にとっては、看護師がいないという不安感は特に大きなものとなってしまうのかもしれません。
【理由⑨】考えていた介護と違った
グループホームの仕事に、良いイメージを持っていた方はおられると思います。
小規模少人数で、一人一人に手厚い介護を。
入居者さんと笑顔でふれあう毎日。
しかし実際に入職してみると、介護の現実に打ちのめされる経験をすることが多くあります。
- 必要なケアをしていたのに入居者さんが急に怒り出す。
- 暴言・暴力・セクハラの標的にされる。
- 物盗られ妄想の入居者さんに泥棒扱いされる。
- トイレや入浴にお誘いしても「自分のことは自分でできる」と拒否を受ける。
- どんなに手を尽くしても「それがあなたの仕事でしょ」と召使いのような扱われる。
このように、入居者さんから感謝され心の通い合うケアを想像していた方ほど、大きなショックを受け辛い思いをするようです。
また、グループホームでアットホームな介護をしたいと理想に燃えて入職したのに、実際は業務優先の考え方が強く、トイレ誘導やオムツ交換に追い立てられるように一日を過ごさなければいけない場合もあります。
今日は入居者さんとどんな関りを持てただろう?と振り返ってみると、「挨拶」と「歯磨きして」「ご飯食べて」などと指示しているだけ・・・なども珍しくありません。
理想と現実の壁に突き当たった時「辞めたい」と思われる方は、実際にたくさんいらっしゃるのです。
円満退社するまでの流れ
- 【STEP1】辞めたい理由を整理する
- 【STEP2】直属の上司に相談
- 【STEP3】退職の申し出
- 【STEP4】「退職願」を提出する
- 【STEP5】引継ぎ
- 【STEP6】有給休暇を消化する
- 【STEP7】退職日・返却
【STEP1】辞めたい理由を整理する
自分がどの理由で辞めたいと思っているかを整理します。
- 勤務時間
- 給与額
- 人間関係など
辞めることでしか解決できない理由なのか考えて、誰かに相談できるような改善策があれば一度は試してみましょう。
相談できる先輩や上司、同僚が居ないのであれば辞める方向で、円満に退職できるよう準備に移ります。
【STEP2】直属の上司に相談
退職届はいきなり提出せず、自分のすぐ上の上司に退職したい旨を相談し、了解を得てからというのが一般的なマナーです。
その際ははっきりした理由と、希望する退職時期を伝えますが、曖昧な理由だと引き留められたり、その先に話が進まないこともあるので、相手も納得できるような退職理由であることと、単なる職場への不満や批判にならないよう注意します。
転職が理由なら「新たに挑戦したい」など前向きな決意を伝え、からだの負担や不調が理由なら念のため診断書を用意したり、病状の説明をできるようにしておきます。
【STEP3】退職の申し出
いつまでに退職届を出せば退職できるかですが、基本的に労働者がいつ退職するかは法律上は自由ということになっています。
ただ、民法の規定では雇用期間の定めのない雇用契約(一般的な正社員)の場合、労働者が退職を申し出てから2週間を経過すれば労働契約は終了するとされてます。
(就業規則で退職の申し出時期について規定がある場合でも、法律が優先されるので、最低2週間前に申し出れば退職が可能です)
円満に退職を望むのであれば、一般的に退職希望日の1~3か月前くらいに意思表示をすることで雇用側にも新たな人員を雇用したり引継ぎの時間も取れるので退職しやすくなります。
引継ぎに必要な期間などを先に上司と話し合い、なるべく職場に無理がかからない退職時期を決定して、それに合わせて退職願を提出します。
【STEP4】「退職願」を提出する
上司に了承してもらったら、退職願を退職申し出の期限内に会社に提出します。
「退職願」「退職届」「辞表」はそれぞれ異なります。
退職願 | 退職する意思表示を会社にお願いするための書類になります。 口頭で伝えることもできますが、書面にして提出するのが一般的です。 |
退職届 | 退職日が決定したあとで退職を会社に対して届け出るための書類になります。 民法627条の規定により、退職を申し入れてから2週間の期間を置くことで 会社の承諾に関係なく辞めることができます。 一旦、提出すると本人が届を撤回したり会社側が断ることはできません。 |
辞表 | 雇用関係のない立場の者(社長や取締役、公務員など)が役職を辞めるための書類になります。 |
この場合は「申し出をして会社の承諾を得た上で退職する」意味を持つ「退職願」を用います。
退職願に記載する退職理由は、細かく説明する必要は無いので「このたび、一身上の都合により、勝手ながら〇年〇月〇日をもって、退職いたします」で問題ありません。
【STEP5】引継ぎ
直属の上司を通して退職届を提出し、受理されて退職日が決定したら、具体的な準備に入ります。
仕事の引継ぎに関しては、後任の人に業務の中で伝えていくか、まだ新しい職員が決まっていないなら、引き継ぐ必要のある業務やその詳細について書いておき、決まり次第渡せるようにしておくとスムーズでしょう。
【STEP6】有給休暇を消化する
会社の規定などにより、申し出から退職までの日数が思いのほか長くなってしまう場合があります。引継ぎに必要な日数は考慮するとしても、有給休暇が残っている場合は必ず消化するようにしましょう。
通常の労働者の付与日数 | |||||||
継続 勤務年数 |
6ヶ月 | 1年 6ヶ月 |
2年 6ヶ月 |
3年 6ヶ月 |
4年 6ヶ月 |
5年 6ヶ月 |
6年 6ヶ月以上 |
付与 日数 |
10日 | 11日 | 12日 | 14日 | 16日 | 18日 | 20日 |
勤続6か月以上の正社員と、パート・アルバイトなどでも6か月以上・週30時間以上勤務している労働者は、年間10日以上の有給休暇が与えられることになっていて、これ以下の勤務日数・時間の労働者も、労働日数に応じた有給休暇が与えられることになっています。
参考 有給休暇の仕組みとは
上司に有給休暇の取得申請をします。
【STEP7】退職日・返却
職場から貸与・支給されていたもので、返却の必要があるものは退職日までに返却し、退職後の失業保険の手続きなどに必要な証明書等も受け取れるように事務担当に確認しておきましょう。
・制服
・社員証
・健康保険証
・名刺
・社内業務データ・書類
・雇用保険被保険者証
・離職票
・退職証明書
・年金手帳
・健康保険資格喪失証明書
・源泉徴収票(後日郵送になる場合もあります)
退職させてもらえない場合の対処方法
上司から無理な引き止めに遭ったり、なかなかやめさせてくれないケースもあるかと思います。
そこで退職させてもらえない場合の最終手段としていくつかの対処方法をご紹介します。
【方法1】労働基準監督署に相談する
労働基準監督署は労働基準との遵守において各企業を監督する機関になります。
労働基準監督署に相談できる内容は以下になります。
- 労働条件
労働時間、賃金、解雇、退職金など - 労災保険
業務中のケガ、通勤退勤時のケガなど - 安全衛生
労働災害防止、職業性疾病防止など
上記に違反している可能性がある会社には立ち入り調査が行われ厳しいチェックが入ります。その際、法令違反が見つかった会社は是正勧告(行政指導)を受けることになります。
参考 労働相談ほっとライン
【方法2】弁護士に相談する
弁護士に相談することで労働基準法や民法など退職に関わる法的なアドバイスを受けることができ、円滑に退職までのサポートをしてくれます。
弁護士に相談することで具体的には以下のことをしてくれます。
- 会社から損害賠償請求された時の交渉
- ハラスメントの慰謝料請求の交渉
- 未払い給与(残業代、退職金等)の支払い交渉
- 有給を取得させない場合の取得交渉
- 離職票、源泉徴収の交付交渉
一般的に弁護士に相談すると30分5,000円ほどかかりますが、国によって設立された法テラスでは無料相談が可能ですのでおすすめです。(着手金は別途必要になります。)
参考 法テラス
【方法3】退職代行サービスを利用する
退職代行サービスとは、退職の意思を上司や会社に伝えられない方の代わりに会社へ話をして、あなたが出勤することなく円満退職できるサービスです。
「このまま会社へ行かずに辞めたい」「上司に退職を言い出せない」など、円満かつ確実に会社を辞めることができます。
私のおすすめ退職代行サービスは「辞めるんです」です。他社との大きな違いは、料金が業界最安値の27,000円、さらに支払いは後払いOKで追加費用も無し。つまり料金はあなたが無事に退職できてからの支払いで良いため安心して任せることができます。また退職代行件数は7,000件以上、退職成功率は100%と豊富な実績があるので、利用者の満足度が非常に高いのが特徴です。相談は24時間365日LINEにていつでも受付中です。
「退職代行サービス辞めるんです」では以下のサポートを受けることができます。
- 業界最安値27,000円(税込)追加費用なし
- 料金は退職届が受理されてからの後払いでOK
- 24時間365日LINE、メール、電話にて無料相談
- 出勤することなく即日円満退職可能
- 会社と直接のやり取り一切不要
グループホームからのおすすめ転職先3選
しばらく頑張って勤めても「辞めたい」という気持ちが増してくるなど、本当に「合わない」と感じるなら思い切って転職した方がいい場合もあります。
グループホームを辞める人に向いている転職先は、以下のようなところがおすすめです。
おすすめ転職先①「特別養護老人ホーム」
特別養護老人ホームの魅力的はたくさんあります。
様々な入居者さんが居られるため、それに対応して多くの介護技術に触れることが出来るところ。一緒に働く職員の数もグループホームより多く、参考に出来るケースにも出会えるでしょう。特別養護老人ホームで経験を積めばどこの施設でも通用するスキルを身に付けられると言われています。
夜勤は複数で行うため、いつでも誰かに相談できる安心感があります。またグルホと違い、調理員さんがいるのが基本ですから料理の心配もありません。
特別養護老人ホームは自治体や社会福祉法人が運営を行う施設であり、株式会社や有限会社が運営する民間のグループホームに比べると給料・待遇面でも恵まれている傾向があります。
希望にピッタリの求人が見つかります!
おすすめ転職先②「デイサービス」
デイサービスとは、日帰りで施設に通所し、食事や入浴といった日常生活上の介護を受けたり機能訓練を受けることができる施設です。利用されるお年寄りは在宅で生活している方なので、基本的に介護度が軽い傾向にあります。
デイサービスの最大のメリットは、夜勤が無いことです。子育て中で夜勤が出来ない方や不規則勤務をしたくない方などに向いていると言えるでしょう。
また、入浴介助やレクリエーションをする機会も多く、これらのスキルの上達が見込めます。
希望にピッタリの求人が見つかります!
おすすめ転職先③「訪問介護」
訪問介護とは、利用者さんの自宅を訪問し、そこで排泄・入浴などの身体介護、掃除・洗濯・買い物・調理といった家事援助、通院介助などを行います。
住み慣れた自宅での生活を続けたいと願う利用者さんの希望を叶えるための、力強い味方となれる存在です。
実際に行う介護の内容はケアプランで明確に示されており、戸惑うことも少ないかと思われます。
掃除や洗濯・炊事が出来る方、その場に合わせた身体介護を学びたい方は、訪問介護員として働くことを考えてみても良いのではないでしょうか。
希望にピッタリの求人が見つかります!
介護職から異業種転職におすすめの転職支援サービス
「転職支援サービス」とは、転職に関する豊富な知識を持った転職のプロである「転職アドバイザー」が、あなたに合った最適な職場を紹介してくれるサービスになります。
「転職支援サービス」は、すべて無料で利用することができさまざまなサポートをしてくれます。
私のおすすめは「リクルートエージェント」です。理由は、大手リクルートが運営しており、業界No1の転職実績(累計約30万人)があること、さらに利用された年間2万3,000人以上の方々が転職に繋がっていることです。国内外幅広く中小企業から大手企業まで、質の高い求人が揃っていますので安心して任せることができます。
【おすすめ①】充実した転職サポート
転職支援を創業から40年以上続けてきたリクルートエージェントは、数ある転職支援サービスの中でも「転職支援実績No.1」です。
長年の転職ノウハウを活かして、下記のサポートをすべて無料で行ってくれます。
- 公開求人・非公開求人の紹介
- 独自に分析した業界・企業情報の提供
- 務経歴書・履歴書などの書類の添削
- 面接の日程調整
- 採用担当者へ待遇の交渉
- 退社に向けた社内調整
【おすすめ②】実績豊富なアドバイザー
リクルートエージェントでは、さまざまな業界に精通し転職ノウハウを熟知した経験豊富なキャリアアドバイザーが多数在籍しています。
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すべてのアドバイザーが、気持ちに寄り添って親身にサポートしてくれます。
【おすすめ③】業界トップクラスの求人数
リクルートエージェントが保有している求人数は業界最大級です。
公開求人数:365,610件
非公開求人数:268,817件
※2023年3月30日時点
どの業種にも対応可能な幅広い求人を保有していますので、「経歴に合う業種が見つからない」とお悩みの方でも自分に合った求人が見つかりやすいです。
おわりに
介護の現場で、退職者が出るたびにひっそりと囁かれる言葉があります。
「仕事のできる人・優秀な人・優しい人から辞めていく」
介護の仕事に真摯に向き合っている人ほど、その職場の問題点に直面し、思い悩む機会が増えるでしょう。また、負担や周囲の期待が重くのしかかり、疲弊しがちになってしまいます。
そんな時に「もっと私に合った職場があるのではないか」と考え始めるのではないでしょうか。
頑張って勤め続ける姿勢も素晴らしいのですが、無理をしすぎて鬱にでもなってしまったら、自分の今後の人生に大きな影を落とすことになってしまいます。
介護の仕事は、常に求人があるのが現状ですから、働こうと思えば働き口はいくらでもあります。
広い視野で自分のスキルを活かす道を、検討されてみてはいかがでしょうか。