住宅型有料老人ホームの入居費用・料金を徹底解説

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女性

住宅型有料老人ホームの入居費用ってどれくらいかかるんだろう?

このように

  • 住宅型有料老人ホームの入居費用について詳しく知りたい
  • 住宅型有料老人ホームの月額料金が知りたい

など上記の方々はこの記事を読むことで解決できます。

介護の123編集部
介護の123編集部

この記事では、住宅型有料老人ホームの月額入居費用・料金、居住費・食費、支払額のシミュレーション、負担限度額認定や高額介護サービス費、などについてわかりやすく解説していますのでぜひ参考にしてみてください。

住宅型有料老人ホームすべての料金・費用

住宅型有料老人ホームに入居した場合に必要となる費用は大きく分けて

  • 初期費用
  • 月額費用

が必要になります。

▼初期費用(約0~数千万円)
入居一時金
▼月額費用(約15~30万円)
・居住費(家賃)
・食費
・管理費、水道光熱費
・介護サービス費
・その他の費用(介護保険外)

入居一時金については以下の記事を参照してください。

参考 老人ホームの入居一時金と償却期間を理解しトラブルを防ぐ

住宅型有料老人ホームの月額費用

  1. 居住費(家賃)
  2. 食費
  3. 管理費、水道光熱費
  4. 介護サービス費
  5. その他の費用(介護保険外)
介護の123編集部
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住宅型有料老人ホームの月々の費用について1つずつ解説していきます。

①居住費(家賃)

家賃については、前述したように入居一時金を支払っている場合には、その中から一部が取り崩して家賃に充当されます。

それ以外、「月払い方式」を採用した場合には毎月の家賃の支払いが必要となります。居室の広さやタイプによって、同じ施設内でも金額が異なる場合があります。

②食費

食事の材料費や加工費など、食事の提供にかかる料金になります。外部から業務委託する場合はその費用もかかります。外出・外泊して老人ホームの食事を食べなかった場合、料金は請求されません。

③管理費、水道光熱費

管理費は、設備のメンテナンス維持・事務などに充当される費用になります。水道光熱費は、施設によりけりです。

④介護サービス費(介護保険自己負担分)

住宅型有料老人ホームは、「特定施設入居者生活介護」の指定を受けていないため、介護サービスを利用したい場合は、外部の介護サービス業者へ自己負担分を支払い提供してもらいます。

介護の123編集部
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近年、介護付き有料老人ホームのように併設する医療機関が介護サービスを提供してくれたり、ヘルパーが24時間常駐して対応してくれるところも増えてきています。つまり外部の介護サービス業者を探さなくても済みます。

介護サービス費用は、以下の2つを合わせたものになります。

  • 基本サービス費
  • 加算・減算

④-1 基本サービス費

(1単位=10円、1割負担の場合、一月=30日の場合)※2018年4月時点

要介護度 基本サービス費
要支援1 180円/日(5,400円/月)
要支援2 309円/日(9,270円/月)
要介護1 534円/日(16,020円/月)
要介護2 599円/日(17,970円/月)
要介護3 668円/日(20,040円/月)
要介護4 732円/日(21,960円/月)
要介護5 800円/日(24,000円/月)

※要支援1・2の場合は地域密着型特定施設入居者生活介護の利用が出来ません。
※2割負担の場合は上記金額が2倍、3割負担の場合は上記金額が3倍になります。

▼高額介護サービス費制度を利用することで介護サービスの費用負担を軽減することができます。

参考 2017年8月 高額介護サービス費制度改正|負担上限額の見直しを解説

④-2 加算・減算(施設や個人によって異なる)

「加算」とは施設の体制や個々の利用者の状態に応じたサービス提供に対して、基本サービス費に上乗せされる費用です。一方、「減算」とは人員配置やサービス体制を満たせない場合に介護サービス費が削減されることを言います。

主な加算(1単位=10円、1割負担の場合※)

個別機能訓練加算 12円/日
夜間看護体制加算
(要介護者のみ)
10円/日
医療機関連携加算 80円/月
口腔衛生管理体制加算 30円/月
人員基準欠如の減算 全ての単位数が
70%に減算

※2割負担の場合は上記金額が2倍、3割負担の場合は上記金額が3倍になります。

なお、介護サービス費は介護保険で決められており、全国一律の公定価格になります。利用するサービスごとに「単位数」という点数が決められており、地域により1単位は10円~10.90円の範囲で決められています。

⑤その他の費用(介護保険外)

住宅型有料老人ホームでは、介護保険外のその他の費用が必要となる場合があります。施設により項目は異なりますが、いくつか代表的な項目をご案内します。

  • 横出しサービス費、生活支援サービス費等
    介護保険では対応できない追加のサービス費で、施設によってその呼び名は様々です。具体的には、買い物の代行やレクリエーションやクラブ活動の実費など、全額自己負担となる費用を指します。
  • 医療費や理美容代、オムツ代等
    住宅型有料老人ホームに入所中の受診や通院については、医療保険を使い自己負担が発生します。理美容代やオムツ代についても自己負担となりますので、入所前に確認が必要です。

月額料金シミュレーション

介護の123編集部
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住宅型有料老人ホームに入居した場合を想定して、いくつか例をあげてみましたので参考にしてみてください。

例1)要介護1、1割負担の場合

※東京都内の月額最安値で調査(時期により変動します)

居住費(家賃) 28,000円
食費 52,000円
管理費 10,800円
介護サービス費 16,020円
その他の費用 33,000円
合計 139,820円

例2)要介護3、1割負担の場合

※東京都内の月額最高値で調査(時期により変動します)

居住費(家賃) 180,000円
食費 26,000円
管理費 151,000円
介護サービス費 20,040円
その他の費用 5,500円
合計 382,540円

おわりに

住宅型有料老人ホームは、介護保険サービスではないので決められた金額というものはありません。地域や施設により金額が大きく異なる場合があります。特に都市部では、入居一時金、家賃が非常に高額となる場合もあることから慎重に施設を選択する必要があります。

また、要介護度が高くなり介護が多く必要となった場合には、介護保険サービス費用が高額となり上限を超えた場合には全額自己負担でサービスを利用することになり費用が高額になる可能性があります。

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