えごま油・亜麻仁油は認知症予防に効果的|正しい選び方・摂り方を解説

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女性

親が認知症だから、えごま油や亜麻仁油を使おうと思うけど、どんな効果があるのかな?

このように

  • エゴマ油や亜麻仁油の認知症効果について詳しく知りたい
  • エゴマ油や亜麻仁油の種類や使い方が知りたい

など上記の方々はこの記事を読むことで解決できます。

介護の123編集部
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この記事では、エゴマ油による認知症の効果、アマ二油(亜麻仁油)による認知症の効果、「エゴマ油」と「亜麻仁油」の量の目安と使い方、「エゴマ油」と「亜麻仁油」の良い油の選び方と保存の方法、「エゴマ油」と「亜麻仁油」の購入後の保存方法、などについてわかりやすく解説していますのでぜひ参考にしてみてください。

エゴマ油による認知症の効果

エゴマとは

エゴマとは、胡麻ではなくシソ科の植物で、地方により「あぶらえ」や「じゅうねん」とも呼ばれます。その種から抽出したのがエゴマ油で、日本では古くから使われてきました。

葉や種も料理などに使われ、岐阜の郷土料理、五平餅のたれには、エゴマの種を擂りつぶしたものが使われます。菜種油が一般的になる以前は、行灯の燃料とされるなど、食用以外の用途にも用いられてきました。

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介護の123編集部
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この油に含まれているオメガ3脂肪酸であるαリノレン酸は、体内でEPAやDHAなどに変換されるのですが、この成分が脳の栄養となり、神経細胞を活性化させ、機能の改善に役立っていると考えられるのが「認知症に効く」と言われる理由です。

人間の脳は水分以外の半分が脂質で、その約4~5%がDHAといわれており、認知症発症時にダメージを受ける部位として挙げられる「海馬」では、脳の他の部位に比べて約二倍のDHAが在ると言われています。

このことからも、脳のためにオメガ3脂肪酸を摂取する必要性がよくわかると思います。

参考 脂肪酸とは

また、エゴマ油にはルテオリンというポリフェノールの一種が含まれていますが、この物質には抗作用と抗酸化作用があります。

機能低下につながる脳の炎症を抑え、体内での活性酸素の生成を抑えることで、老化防止の効果があると言われています。

エゴマ油の種類

エゴマ油は、製造方法の違いから、一般的な「エゴマ油」のほか、「焙煎エゴマ油」「生エゴマ油」の三種に分けられます。

生エゴマ油

名前の通りエゴマの種をそのまま圧搾して抽出したもので、色は明るく黄色味を帯びていて、多少若草のような香りとクセがあると言われます。通常のエゴマ油よりも栄養成分が多く含まれますが高価な上、より酸化しやすいのが特徴です。

焙煎エゴマ油

エゴマの種を低温で焙煎してから圧搾したもので、色もごま油のように濃い色です。有効成分の含有量は生エゴマ油に劣りますが、香ばしい風味で食べやすいのが特徴です。

エゴマ油

エゴマ油は、日本ではこれまであまり知られていない油でしたが、お隣の国・韓国では一般的に使用されている無味無臭の油です。

 

上記の「生」「焙煎」の二種は、製造過程に特徴や希少価値があり、価格が高めなのに対して、三つの中では一番購入しやすく扱いやすい「ふつうの」エゴマ油です。

三種を比較してみると、成分の含有量に多少の違いはあります。扱いやすさ、価格、食べやすさなども含め、自分にとってどれが必要なのかを決めることが、長く続けられる秘訣ともいえそうです。

アマ二油(亜麻仁油)による認知症の効果

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アマ二油は亜麻という植物の種子から抽出した油で、エゴマ油と同様にαリノレン酸が含まれており、その含有量も55%以上と、60%のエゴマ油とほぼ同量です。

効果・効能についてもエゴマ油とほぼ同じです。

介護の123編集部
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エゴマ油と違う点は、亜麻仁油にはリグナンというポリフェノールの一種が含まれていることです。このリグナンは抗がん物質に変化したり、女性ホルモンが関わるガンを予防する「エンテロラクトン」という物質を作る材料にもなります。

また、水溶性と不溶性の両方の食物繊維が含まれているのですが、その比率は理想的な1:2の割合で、効果的に腸のぜん動運動を促し、便秘を解消してくれます。

「エゴマ油」と「亜麻仁油」の量の目安と使い方

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摂取の目安としては一日小さじ1杯~大さじ1杯弱と言われています。αリノレン酸は熱に弱い成分なので、エゴマ油、アマニ油ともに加熱する料理には向きません

しかし出来上がった温かい料理にかけて使うことは可能です。サラダのドレッシングに加えたり、和え物に使うなどもおすすめです。

エゴマ油は、脳の神経細胞のつながりを強化する、たんぱく質と一緒に摂ると、さらに効果的といわれます。鶏のささ身や、豚のヒレ肉、トウモロコシや枝豆などを使った料理にかけて食べるといいでしょう。

アマニ油の味、香りは、「クセがある」と感じる人もいるようです。その場合野菜ジュースに少量入れて飲んだり、ヨーグルトにかけるなど、飲み物や食べ物に混ぜると摂りやすいです。

含まれている成分は、単にアマニ油をそのまま飲むよりは、食事と一緒に摂取した方が効果的に働く、とも言われています。

例えば、大豆もやしなどビタミンEを含む食品とアマニ油を一緒に摂ると、もやしがオメガ3の酸化を防いでくれますし、発芽玄米と一緒に食べると、オメガ3がDHAに変わりやすいといいます。

「エゴマ油」と「亜麻仁油」の良い油の選び方と保存の方法

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メディア等で、その健康効果について話題になったため、エゴマ油、アマニ油ともに一時は品薄の状態が続き、残念なことにあまり品質が良くないものも流通しているようです。

安く購入した油が、とても食べられないようなニオイと味の、粗悪な油だったというような口コミも見られます。そのような油では、効果どころか健康を害することにもなりかねません。

そこで、選ぶポイントとしては、まずこの三点に注意しましょう。

【ポイント1】低温圧搾法で製造していること

油の製造法としては、原料を加熱して圧搾する「高温圧搾法」がありますが、同じ圧搾法でも原料に熱を加えない方法を「低温圧搾法(コールドプレス)」と言います。

高温圧搾法よりも油の抽出量は少なくなり、その分価格も高くなりますが、加熱しない分、栄養素や成分がそのまま残るのが良い点です。

*サラダ油などの多くの油は「溶媒抽出法」という、大量に安価で製造できる方法で作られています。

この方法は原料を薬剤で溶かしたあと、溶剤を使って精製しています。必要な基準もクリアしているので、食品として問題はなく健康を害するとは言えませんが、また健康に良い油とも言えません。

【ポイント2】国産で製造者が信頼できるメーカーであること

アマニ油の場合

原料から国産のものが一番安心できそうですが、アマニ油は、国産原料のものはかなり高価で流通量も少ないようです。(北海道産の原料で95グラム7000円弱など) 

多いのはカナダやニュージーランドの亜麻を輸入して、国内で製造しているアマニ油で、有機栽培や無農薬などの良い原料を使っているものもあります

170グラムで1,300円弱程度から販売されており、内容量・価格ともにさまざまです。

エゴマ油の場合

エゴマ油は、国産原料を使用し酸化防止剤なども無添加なものが、一本2,000円台~3,000円台

輸入原料を使い国内で生産されているもの(酸化防止剤等添加)は、一本1,000円台より販売されています。

いずれにしても、一般のサラダ油等に比べると、製造法と原料の違いから価格も割高になるのが当然なので、安すぎる商品は疑ってみたほうがいいかもしれません。よく調べてからの購入が安心です。

【ポイント3】管理・保存方法が確かなこと

店頭で購入する場合などは、陳列場所やパッケージなどにも注意してみましょう。酸化を進ませるような、日が当たる場所や温度が高い場所に置いてあるような商品は避けたほうがいいでしょう。

お店によっては在庫を冷蔵庫保管しているところもあるようです。出来れば遮光性のあるビンなどに入っていると、より安心です。製造日や賞味期限などにも注意し、出来るだけ新鮮なものを選びましょう。

「エゴマ油」と「亜麻仁油」の購入後の保存方法

どちらの油にも共通する保存方法として、光や熱、金属や水気も避けてください。ガス台のそばなどには置かず、冷暗所に保存することが重要です。開封後は冷蔵庫保存が良いでしょう。酸化しやすいのでキャップをしっかり閉め、一ヶ月程度で使い切りましょう。

一日に使う量を考えて、一ヶ月分をその都度購入するのが、新鮮なうちに使い切れる良い買い方と言えます。

おわりに

認知症の予防・改善に効果があると言われる食品は様々ありますが、中でも使い方をいろいろ工夫できる「油」は、とても便利で優秀と言えるかもしれません。

エゴマ油、アマニ油は、薬ではありませんから即効性を期待するのではなく、気長に続けることが大切です。

健康に役立つ習慣として、適量を守り毎日の食事のなかに生かしていくことが、無理なく続けて良い効果を生むコツといえそうです。

 

 

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