おばさんヘルパーがうるさくて地獄すぎ。
オバヘルのいじめがマジうざい。
上記のようにおばさんヘルパー(オバヘル)からのいじめで悩んでいる方はこの記事を読むことで解決できます。
この記事では介護の職場に1人はいるおばさんヘルパー(オバヘル)の特徴をわかりやすく解説します。またいじめの種類やいじめに遭う人の特徴、最後にいじめや嫌がらせの対策方法についてまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
オバヘルとは?
オバヘルとは、おばさんヘルパーの略語で、年齢層は30代~70代と幅広く(おもに中高年が多い)、一緒に働く職場の同僚をいじめたり、嫌がらせをしてきたり、暴言を吐くなど、とにかく性格や態度が悪いおばさんヘルパーのことです。
女性の多い介護業界では、どこの職場にも1人はいる存在とでも言っていいお局的存在で、自分が気に入らない人間は徹底的に追い詰めて退職させるとんでもない人間です。まさに100害あって一利なしの介護モンスターです。
オバヘルがいるだけで、一生懸命頑張っている介護職員がいじめに遭い、優秀な介護職員が次から次へと辞めていってしまう、という負の連鎖がおきます。
悪いおばさんヘルパー10の特徴
オバヘルはどんな特徴をもっているのか、1つずつ解説していきます。
【特徴1】 命令口調で口が悪い
オバヘルの悪い特徴のうちいちばん目立つのは、何かと命令口調で人に指示を出したがるクセがあること。
立場や役職が同列なのに、年齢が上または勤務年数が上というだけで、やたらと人を使おうとします。
オバヘルは仕事の段取りや進捗状況を見通して指示するわけではなく、自分の都合や気分で指示を出すだけなので、されたほうは混乱する上に、仕事に支障が出ることもあります。
しかしオバヘルのやり方に従わないと、怒りだすなど手に負えません。
【特徴2】おしゃべり・噂話が好き
オバヘルは噂話やおしゃべりが大好きで、そのために職場に来ているのでは?と思うほど。恋愛問題や夫婦関係などゴシップネタが大好きで他人のプライバシーに立ち入りたがり、耳にした話をなんの配慮もなく勝手に拡散します。
「あなた結婚してるの?」
「相手はどんな人?」
「どこに勤めるの?」
「相手の実家はどこ?」
「あなた何人兄弟?」
「お子さんはいるの?」
「子供は3人くらい作っときなさいよ」
など根掘り葉掘り聞いてきたり、不要なアドバイスをしてきます。
うっかりいろいろ話してしまうと、自分が知らない人にまでに噂が拡がってしまうので、オバヘルにプライバシーは晒さないことです。
噂話の大部分はオバヘルの想像や脚色が大げさに加えられているので、もし聞いても鵜呑みにしないほうが無難ですし、オバヘルの話す悪口に同意しようものなら、いつの間にかあなたが悪口を言っていた、ということにされてしまいます。
【特徴3】仕事が遅くやる気がない
人に指示をしたがる一方でオバヘルは自分では進んで働きません。
上司が見ているところなどではある程度動きますが、
- 基本的に仕事は他人に振り、誰かがやってくれるまで手を出さない
- やる気がないため非常に仕事が遅く、見かねて他の人が代わりに動く
という流れに持っていきます。
助けを求めても
「そんなことアンタ1人でできるでしょ」
「自分でやりなさいよ」
「年寄りに冷たいわね~そんなだから結婚出来なのよ」
など言い訳をして絶対に手伝ってくれたりはしません。むしろ余計なことを言うことで逆ギレをしてきますので要注意です。
【特徴4】指摘すると逆ギレする
オバヘルは失敗や仕事の不備を指摘されても、耳を傾けるということがまずなく、かえって逆切れすることもしばしばです。
指摘が正しいかは関係なく、ただ指摘されることが面白くない、自分よりも立場が下(年齢や勤務年数の違いでオバヘルはそう信じています)の者に言われることで、自分がないがしろにされている、と感じるようです。
その感情を自分で理性的に処理することができなく幼稚なため「逆切れする」という行動になります。
【特徴5】逆恨みをする
逆切れの原因と同じく、オバヘルは自分を省みるということをせず、すべてが他人のせい、という偏った考え方しかしないので、些細なことでも不快な感情にされた、自分が悪者にされた、などと理解し恨みに思ったりします。
指摘や助言を受け入れて今後の自分に生かすということはオバヘルにはまるでない考え方と言っていいでしょう。
また、同僚の誰かがその働きを認められ褒められたとしても、一緒に喜んだり自分も頑張ろう、という心境にはならず、逆に自分が冷遇されていると考えて逆恨みすることもあります。
【特徴6】意地悪をする
逆切れ、逆恨みと、基本的に他人のせいにする思考回路なので、面白くない相手に対しては攻撃的な行動もします。
- ちょっとしたことで過剰な批判や文句を言って困らせる
- 仕事に必要な申し送りをしないなどの嫌がらせ
- 悪いうわさを流す
- 物を隠したり捨てる
など、大人とは思えない意地悪をしてくることもあります。
当然の指摘や批判に対しても自分が先に攻撃された、と考えるので、オバヘル的にはそれは正しく当然と思いこんでいます。
【特徴7】平気でウソをつく
職場内で自分が行った意地悪やイジメが知られ注意されたり、仕事上の失敗で窮地に立つようなことがあっても、オバヘルは自分の立場や体面を保つために平気でウソをつきます。
- そんなつもりはなかった
- 知らなかった
- 聞いていなかった
など誰もが呆れるようなわかりきったウソをつき誤魔化そうとして、時には泣き落としさえして自分が責められることから逃れようとします。
【特徴8】好きな男性職員には甘い
オバヘルは仕事ができる若い女性職員など、自分より優れたところのある同性にはとにかく辛く当たる傾向がありますが、若い男性職員など気に入った異性の職員に対しては、非常に甘く、態度や口調が全く変わることも。
このオバヘルのお気に入り男性職員と話したり和気あいあいとしていようものなら、それだけでたちまちターゲットにされ、イジメられることもあります。
【特徴9】図々しい
オバヘルはとにかく自分勝手で図々しく、厚かましい人が多いのが特徴です。
- 「ちょっと~ついでにこれも持って行って」
- 「あら、それいいわね~私にちょうだい」
- 「これ手伝ってよ~それくらいいいじゃない」
自分はしたくないけど相手にはしてほしい、という思考をしているため、人から何かしてもらうことを当然だと思っています。
また自分は絶対損をしたっくないと思っており、こちらが親切にしてもオバヘルから感謝されることはなく、親切にしたこと自体忘れていることもあるため、どんどんこちらが疲弊していきます。
【特徴10】仕事が雑
オバヘルは介護の経験年数がムダに長い人が多く、仕事のルーティーンわかっている分、手を抜いて雑に行う人が多いです。
- 利用者Aさんに対してサイズ違いのおむつを履かせる
- トイレ介助で利用者を放置
- 声掛けもせず、無理やり食事介助をする
とにかく自己流のやり方で仕事をするため、雑な箇所が多く、その負担は他の介護職員にすべて圧し掛かってきます。
人手不足の現場でこのような人が1人でもいると、仕事量が増えるだけでなく事故が起こる危険性があります。
オバヘルとは直接争わないこと
口ではオバヘルの方が上
それが正当な反論であっても、オバヘルとは議論するべきではありません。
口が悪いオバヘルには口論では太刀打ちできませんし、常識や正論が通じないことがほとんどだからです。
オバヘルの態度は、問題点を指摘し抗議するといった正攻法では改善させることができないばかりか、より悪化する可能性があります。
上司も手に負えず見て見ぬふりをしている
長く勤務しているオバヘルには上司であっても逆らえない、ということも多く、その場合オバヘルとの問題を報告・相談しても、対処してくれるどころか我慢するように言われたり、こちらに問題があるかのように言われることすらあります。
オバヘル4つの対処方法
なかなか対応が難しいオバヘル。ターゲットになってしまった場合はどうしたらいいのでしょうか。
対処法① 良好な関係を心掛ける
これまでの悪い特徴を見てみると、オバヘルはまるでモンスターのようですが、弱みは案外単純で幼稚なところなので、こちらが下でに出て、おだてたり頼ることでスムーズにいくことがあります。
悪い点を指摘して改めさせるのではなく、懐柔すると言っていいかもしれません。
- 持ち物や洋服を褒める
- 孫の話を聞いてあげる
- わかっていることでもオバヘルを頼り教えてもらう
など、自分が好かれているとか認められていると感じると、対応が柔らかくなるものです。
年齢だけ経ていても幼稚な人はいるものなので、自分が大人として一歩譲り、内心はそう思って無くとも演技でもするつもりで、笑顔でハキハキ明るく接してみてください。
参考 オバヘルと良好な人間関係を築くための10個の対策方法を伝授します
対処法② 距離を保つ
悪口を言ってきたり、仕事を好き放題やるオバヘルとは距離を置くのが一番です。
とはいえ、完全に距離を置くと仕事に支障が出てしまいますので、オバヘルとは一定の距離を保ちつつ、仕事をするのが重要です。
- プライベートなど個人情報の話はしない
- 悪口や嫌味を言われても相手にしない
- 2人きりにならないようにする
ただし、入浴介助などどうしても2人で連携しなければいけない時もありますので、多少は割り切ることも大切です。
注意しなければいけないのは、オバヘルのことが嫌いだからといって「無視」や「逆らう」ことをしてはいけません。逆上して過剰な嫌がらせが始まりますのでほどほどの距離を保ちつつ、接しましょう。
対処法③ 証拠を集め上司&外部機関へ相談
上の5つの対策は、いってみればまだ常識的なオバヘルに対して行うものなのですが、いじめに関しては、毅然とした対応が必要です。
言葉でのいじめの場合は、ボイスレコーダーなどで音声を録音し証拠を残します。
スマホでも録音アプリがありますし、USBメモリ型のレコーダーなど、小さくてもかなりクリアに録音できるものもありますので、ポケットなどに入れ準備しておきます。
▼国産定番ICレコーダー
▼ペン型 ICレコーダー
▼USBタイプ小型 icレコーダー
▼超小型 ICレコーダー
言い逃れできないよう、証拠を集めたうえで、上司や相談機関に相談します。
対処法④ 精神的に参っているなら労災申請をして退職する
イジメがひどく、精神的に辛く健康に支障が出る状況なら退職するべきかもしれません。
職場での出来事が原因となった「うつ」などの精神疾患には、労災が適用されます。
「労災保険制度」のことで、業務で負ったケガや疾患に対して国が保険金を支払ってくれる制度を指し、従業員を雇用している事業所はすべて加入が義務づけられています。
認定基準などいくつかの要件がありますが、認定されると療養に必要な費用や、休業補償などが在職中の給与額から算定され、給付されます。
必要書類は厚生労働省のHPからダウンロードでき、提出先は労働基準監督署になります。
参考 介護職員がうつなどの精神疾患で退職する場合の労災申請方法
対処法⑤ 早急に転職する
良好な関係を作るために、こちらが譲って接しても、まれになお一層当たってきたり意地悪を仕掛けてくる、という人もいます。
こういう人には優しく接することや譲ることは逆効果で、八つ当たりできるターゲットと認識され、行動をエスカレートさせるきっかけになってしまうことがあります。
このタイプのオバヘルの場合は、関係改善の見込みはほとんどありませんし、職場に相談しても配置換えや異動などが不可能な場合は、早急に転職した方が良いでしょう。
おわりに
オバヘルの特徴についてお伝えしてきましたが、あなたの職場にいるオバヘルはどのタイプに当てはまるでしょうか。
一日の大半を過ごす職場ですから、気持ちよく仕事ができるように、お互いが努力していきたいものですが、それがまるでできないオバヘルには、我慢したり付き合う必要はありません。
転職して新しい職場で気持ちよく仕事をすることをおすすめします。