介護老人保健施設の入居費用・料金を徹底解説

介護老人保健施設の費用

介護老人保健施設とはリハビリをしたり介護を受けることにより在宅復帰を目指す施設になります。

おもに病院と老人施設の中間にあたる施設です。病状が安定した要介護1~5の方が対象者になります。費用も比較的、安価で入所できますが、居室タイプや要介護度によって利用料金はさまざまです。

ここでは実際に介護老人保健施設を利用した場合、どれくらい入居費用・料金がかかるのかわかりやすくご説明します。

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介護老人保健施設の初期費用0円

介護老人保健施設は公的介護保険施設であるため、民間介護保険施設の「有料老人ホーム」などによくある入居一時金(初期費用)は必要ありません。

介護老人保健施設は毎月の月額費用のみしかかからないため、費用を安く抑えることができます。

介護老人保健施設の月額費用

介護老人保健施設の利用料金は、一般的に月額8万円~15万円程度と言われます。

介護老人保健施設では、おもに以下の費用が必要になります。

  • 基本サービス(介護保険サービスの自己負担分)
  • 食費
  • 居住費(部屋代)
  • その他の費用
  • 加算、減算(介護保険サービスの自己負担分)

では、それぞれの月額費用を見てみましょう。

介護サービス費の自己負担について

介護老人保健施設に限らず、介護サービスの利用料は大きく以下の2つに分けられます。

  • 施設毎に異なる施設サービス費
  • 施設や個人毎に異なる各種加算(減算)

介護保険で決められた以上の点数の合計を、個人毎に決められた自己負担割合を負担する事になります。

施設サービス費 + 各種加算(減算)=合計額

合計額から自己負担1割、2割、3割

介護保険で決められた点数で構成されこの合計の1~3割を個人の「自己負担割合」に応じて支払います。

施設サービス費とは

介護老人保健施設の施設サービス費は、「部屋タイプ」と「施設体制」により以下のように分けられます。厳密にはもっと細かく分かれていますが、代表的なものを抜粋して掲載します。

部屋タイプの種類

従来型多床室大部屋を中心とした施設の場合は「従来型」と言われる区分に該当
その中の多床室(複数人部屋)
従来型個室大部屋を中心とした「従来型」区分のうち個室
ユニット型個室少人数のグループをひとつの生活単位として介護する手法で、
食堂やリビングなどの共有スペースの周りに、各個室が配置された造り
多くは10名程度の人数が1ユニット

施設体制の種類

2018年度から、介護老人保健施設のサービスは「在宅復帰・在宅療養支援等指標」と呼ばれる指標により点数化されて幾つかの区分に分けられています。(詳細は割愛します)

基本型一定の点数を取得した介護老人保健施設が該当
在宅強化型基本型より高い点数を取得した介護老人保健施設が該当
この区分の介護老人保健施設は、リハビリや在宅復帰に特に力を入れている施設が多い
より専門的なリハビリを希望する場合は在宅強化型の施設を探す方法もある

点数が高い区分は在宅復帰等に力を入れていると評価されているため、施設サービスが高くなります。

 基本型在宅強化型
従来型多床室安い高い
従来型個室普通高い
ユニット型個室高いより高い

各種加算(減算)とは

加算(減算)とは、施設サービスに上乗せ(削減)される点数になります。

大きくは以下の2つに分けられます。

  • 施設の体制に対する加算(減算)
    例えば手厚い夜勤職員への体制に対して全員に上乗せされる加算や、職員数が基準に満たない場合に全員から削減される減算がそれにあたります。
  • 個人への加算
    個人に対して行ったリハビリに対する評価は、その個人のみに加算として上乗せされます。

 

タイプ別:施設サービス費(月額)

施設サービス費+加算の月額(30日分)自己負担割合1割の場合

 ユニット型個室従来型個室従来型多床室
基本型在宅強化型基本型在宅強化型基本型在宅強化型
要介護123,310円
(777円/日)
24,660円
(822円/日)
20,940円
(698円/日)
22,170円
(739円/日)
23,130円
(771円/日)
24,540円
(818円/日)
要介護224,660円
(822円/日)
26,880円
(896円/日)
22,290円
(743円/日)
24,300円
(810円/日)
24,570円
(819円/日)
26,760円
(892円/日)
要介護326,520円
(884円/日)
28,740円
(958円/日)
24,120円
(804円/日)
26,160円
(872円/日)
26,400円
(880円/日)
28,620円
(954円/日)
要介護428,110円
(937円/日)
30,420円
(1,014円/日)
25,680円
(856円/日)
27,840円
(928円/日)
27,930円
(931円/日)
30,300円
(1,010円/日)
要介護529,640円
(988円/日)
32,070円
(1,069円/日)
27,210円
(907円/日)
29,490円
(983円/日)
29,520円
(984円/日)
31,950円
(1,065円/日)

※1単位10円で計算

居住費・食費(月額)

部屋代+食事代の月額(30日分)利用者負担段階別で比較

 居住費食費
ユニット型個室従来型個室従来型多床室
第1段階24,600円
(820円/日)
14,700円
(490円/日)
0円
(0円/日)
9,000円
(300円/日)
第2段階24,600円
(820円/日)
14,700円
(490円/日)
11,100円
(370円/日)
11,700円
(390円/日)
第3段階39,300円
(1,310円/日)
39,300円
(1,310円)
11,100円
(370円/日)
19,500円
(650円/日)
第4段階59,100円
(1,970円/日)
49,200円
(1,640円/日)
11,100円
(370円/日)
41,400円
(1,380円/日)
その他その他の実費は施設との契約により定められます。

実際の支払額のシミュレーション

実際の支払額をシミュレーションすると以下のようになります。

例えば、「要介護3の方が、在宅強化型施設で従来型個室を利用する、第4段階」の場合

(施設サービス費)26,160円+(居住費)49,200円+(食費)41,400円=116,760円

ここに、「加算の自己負担分」と「施設で決められた実費」が上乗せされることになります。

 

おわりに

介護老人保健施設を利用する場合、はじめての方ですと料金・費用が非常に複雑に感じるため、必ずケアマネジャーさんを通じて施設と交渉してもらいましょう。

また、費用・料金負担を軽減できる制度(高額介護サービス費)もありますので、現在の要介護度と自己負担割合をケアマネジャーに伝えて相談してみましょう。

介護老人保健施設の入居費用・料金について参考にしてみてください。

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