認知症の中核症状と周辺症状(BPSD)の関係性と対応方法について

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認知症の症状は中核症状と周辺症状の2つに分けられます。具体的な症状と関係性や支援の仕方などについてご説明します。

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認知症の中核症状と周辺症状とは?

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中核症状は病気などによって脳の神経細胞が壊れること(器質的な障害)で直接起こります。認知症の方なら誰でも現れる症状です。

中核症状にみられる4つの障害

記憶障害

昔のことや最近の記憶が抜けてしまう障害になります。短期記憶障害と長期記憶障害に分けられます。

見当識障害

日時や場所、周りの人間との関係性、自分がどこにいるのかわからなくなります。

判断力の障害(実行機能障害)

善悪の区別や自分が置かれた状況が理解できなくなり、筋道を立てて考えることが出来なくなります。

高次脳機能障害(失語・失認‣失行)

失語は読む・聞く・話す・書くなどの機能が失われ言葉の意味が分からなくなります。失認は知っているはずの人がわからなくなります。失行はボタンの掛け違い、洋服の前後を逆に着るなど動作を組み合わせた行動が出来なくなります。

周辺症状(BPSD)には何があるか?

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周辺症状(BPSD)は行動・心理症状ともいわれ、中核症状と本人の性格や気持ち、人間関係、生活環境などが組み合わされて生まれる二次的な症状です。

最近ではBPSD(Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia)と言われ、個人差があり、ほとんど症状が出ない人もいます。

徘徊

外出して迷子になり、自力では帰ってこられなくなります。

弄便(ろうべん)

大便を手でさわったり(不潔行為)、自分の体や壁などにこすりつけます。

せん妄

意識が錯乱・混乱した状態です。

幻覚と妄想

誰かいる、毒ガスが入ってくる、などと言ったり、誰かに盗まれた(物盗られ妄想)と家族を疑ったりします。

介護拒否

介護に対する不満や不安が募ると、反抗的な態度や介護者を嫌ったりします。

不眠

夜に眠れなくなり、日中うとうとします。

多動・興奮・焦燥

急に騒ぎ出したり、イライラしたりします。

行動症状・心理症状とその支援について

認知症のうつの原因

認知症の心理症状にうつがありますが、原因として将来を悲観してうつになるという考えと、元気、やる気がないことにより、脳が死んでしまったという考えがあります。

認知症に周りが気付く前から本人は漠然と気づき不安を抱えています。行動症状においては、今まで出来ていたことが出来にくい、料理の手順が悪くなり、今までと料理の味が違うとなど、ますます自信を失います。部屋の整理も、片づけるつもりが逆に散らかってしまう、大事なものをどこにしまったのかわからなくなるなど、周りにだらしなくなったと思われてしまい、すべてが面倒になりやる気もなくなっていきます。

 

認知症のうつの支援方法

そんな時は、本人を傷付けないように配慮し、少しだけ手助けをして出来るという喜びを感じさせてあげることが大切です。うつ状態にあるときは、みんなのガンバレが負担になる事がありますので、周りのひとは暖かい目で見守ってあげましょう。

精神症状と行動障害への理解

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対応が難しい場合は認知症専門医に相談

幻覚や妄想、夜間せん妄などの精神症状については、もの忘れの中核症状にプラスして自立心が強い性格などが影響します。実際に無くなった物が見つかれば収まりますが、妄想的になりやすい人にストレスが溜まると、家を乗っ取られる、嫁が財産を狙っているなど物盗られ妄想に発展します。

その訴えが徐々にオーバーになり、更にしつこくなることもあります。家族の誰かが疑われている場合は、心も折れてしまわないように、心理的なケアをすることが大切です。妄想は時期がくれば自然に見られなくなりますが、酷い場合は、認知症専門医に相談してみましょう。

 

認知症の正しい対応法を身に付ける

言動がチグハグになり、徘徊など日常生活に支障をきたすようになると、介護者の支援が必要となります。介護者は、認知症の正しい知識を身に付け、対応しましょう。例えば、徘徊は見当識障害が原因で行いますが、人それぞれ理由がありますので、人格を否定しないように考慮してください。

おわりに

認知症は人それぞれ様々な症状が現れるため、介護している家族は精神的・肉体的に負担が大きくなります。認知症の症状は、本人の精神状態による影響が大きく、今のところ認知症を完治させる治療方法もありません。家族は、一人で悩まずに周りにも協力を求め、精神的な疲労を解消しましょう。

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認知症の対応
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