介護士が円満退職するまでの流れ完全ガイド|失敗しない7ステップ

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女性介護士

今の職場を円満に辞める方法が知りたい

男性介護士

初めての退職だから不安。。。

上記のように今の職場を円満退職したい方はこの記事を読むことで解決できます。

介護の123編集部
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この記事では、介護士が失敗せずに今の職場を円満退職できる流れをわかりやすく解説していますのでぜひ参考にしてみてください。

円満退職するまでの流れ7ステップ

介護士が円満退職するまでの流れ完全ガイド

  1. 辞めたい理由を整理する
  2. 直属の上司に相談
  3. 退職の申し出
  4. 「退職願」を提出する
  5. 引継ぎ
  6. 有給休暇を消化する
  7. 退職日・返却
介護の123編集部
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介護士の転職活動の流れについて1つずつ解説していきます。

【STEP1】辞めたい理由を整理する

辞めたい理由を整理

自分がどの理由で辞めたいと思っているかを整理します。

  • 勤務時間
  • 給与額
  • 人間関係など

辞めることでしか解決できない理由なのか考えて、誰かに相談できるような改善策があれば一度は試してみましょう。

介護の123編集部
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相談できる先輩や上司、同僚が居ないのであれば辞める方向で、円満に退職できるよう準備に移ります。

 

 

【STEP2】直属の上司に相談

話し合い

退職届はいきなり提出せず、自分のすぐ上の上司に退職したい旨を相談し、了解を得てからというのが一般的なマナーです。

その際ははっきりした理由と、希望する退職時期を伝えますが、曖昧な理由だと引き留められたり、その先に話が進まないこともあるので、相手も納得できるような退職理由であることと、単なる職場への不満や批判にならないよう注意します。

参考 引き止められても確実に退職できる【嘘】の退職理由

転職が理由なら「新たに挑戦したい」など前向きな決意を伝え、からだの負担や不調が理由なら念のため診断書を用意したり、病状の説明をできるようにしておきます。

参考 うつなど精神疾患の労災申請方法

参考 腰痛・ヘルニアになった時の労災申請方法

 

 

【STEP3】退職の申し出

退職の申し出をする

いつまでに退職届を出せば退職できるかですが、基本的に労働者がいつ退職するかは法律上は自由ということになっています。

ただ、民法の規定では雇用期間の定めのない雇用契約(一般的な正社員)の場合、労働者が退職を申し出てから2週間を経過すれば労働契約は終了するとされてます。
(就業規則で退職の申し出時期について規定がある場合でも、法律が優先されるので、最低2週間前に申し出れば退職が可能です)

参考 介護職員が退職する前に知っておくべき就業規則トラブル

介護の123編集部
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円満に退職を望むのであれば、一般的に退職希望日の1~3か月前くらいに意思表示をすることで雇用側にも新たな人員を雇用したり引継ぎの時間も取れるので退職しやすくなります。

どうしても「今すぐ辞めたい」「明日から会社に行きたくない」という方は退職代行サービスの利用をおすすめします。多少お金はかかりますが確実に即日円満退職が可能です。
参考 退職代行サービスはこちら

引継ぎに必要な期間などを先に上司と話し合い、なるべく職場に無理がかからない退職時期を決定して、それに合わせて退職願を提出します。

 

 

【STEP4】「退職願」を提出する

退職願

上司に了承してもらったら、退職願を退職申し出の期限内に会社に提出します。

「退職願」「退職届」「辞表」はそれぞれ異なります。

退職願 退職する意思表示を会社にお願いするための書類になります。
口頭で伝えることもできますが、書面にして提出するのが一般的です。
退職届 退職日が決定したあとで退職を会社に対して届け出るための書類になります。
民法627条の規定により、退職を申し入れてから2週間の期間を置くことで
会社の承諾に関係なく辞めることができます。
一旦、提出すると本人が届を撤回したり会社側が断ることはできません。
辞表 雇用関係のない立場の者(社長や取締役、公務員など)が役職を辞めるための書類になります。
介護の123編集部
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この場合は「申し出をして会社の承諾を得た上で退職する」意味を持つ「退職願」を用います。

退職願に記載する退職理由は、細かく説明する必要は無いので「このたび、一身上の都合により、勝手ながら〇年〇月〇日をもって、退職いたします」で問題ありません。

 

 

【STEP5】引継ぎ

引き継ぎ

直属の上司を通して退職届を提出し、受理されて退職日が決定したら、具体的な準備に入ります。

介護の123編集部
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仕事の引継ぎに関しては、後任の人に業務の中で伝えていくか、まだ新しい職員が決まっていないなら、引き継ぐ必要のある業務やその詳細について書いておき、決まり次第渡せるようにしておくとスムーズでしょう。

 

 

【STEP6】有給休暇を消化する

有給休暇

介護の123編集部
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会社の規定などにより、申し出から退職までの日数が思いのほか長くなってしまう場合があります。引継ぎに必要な日数は考慮するとしても、有給休暇が残っている場合は必ず消化するようにしましょう。

通常の労働者の付与日数
継続
勤務年数
6ヶ月 1年
6ヶ月
2年
6ヶ月
3年
6ヶ月
4年
6ヶ月
5年
6ヶ月
6年
6ヶ月以上
付与
日数
10日 11日 12日 14日 16日 18日 20日
労働基準法では
勤続6か月以上の正社員と、パート・アルバイトなどでも6か月以上・週30時間以上勤務している労働者は、年間10日以上の有給休暇が与えられることになっていて、これ以下の勤務日数・時間の労働者も、労働日数に応じた有給休暇が与えられることになっています。

参考 有給休暇の仕組みとは

上司に有給休暇の取得申請をします。

万が一、忙しい・人が足りないので無理などと言って拒否されたとしても法律上は「会社は有給休暇の申請を拒否することはできない」ことになっていますのでその旨を伝えて必ず有給休暇を取るようにしましょう。
 

 

【STEP7】退職日・返却

雇用保険被保険者証

職場から貸与・支給されていたもので、返却の必要があるものは退職日までに返却し、退職後の失業保険の手続きなどに必要な証明書等も受け取れるように事務担当に確認しておきましょう。

【返却するもの】
・制服
・社員証
・健康保険証
・名刺
・社内業務データ・書類
【受け取るもの】
・雇用保険被保険者証
・離職票
・退職証明書
・年金手帳
・健康保険資格喪失証明書
・源泉徴収票(後日郵送になる場合もあります) 

おわりに

退職はあなたがその職場を培ってきた最後の集大成になります。終わりよければすべて良しというようにできるだけ周囲とのトラブルは避け、上司・同僚には今までの感謝の気持ちを伝え、誠意をもって対応することが大切です。

円満退職するための手続きやアドバイスをしてほしい!という方には「介護転職サイト」の利用をおすすめします。

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