今の職場を辞めたいけど転職どうしたらいいだろう
初めての転職だから不安。。。
上記のように今の職場を辞めて転職をしたい方はこの記事を読むことで解決できます。
この記事では、介護士が失敗せずに転職活動ができる流れをわかりやすく解説していますのでぜひ参考にしてみてください。
介護士の転職活動の流れ完全ガイド
- 退職理由を明確にする
- 転職活動スケジュールを立てる
- 介護求人を探す
- 介護求人に応募・履歴書作成
- 面接を受ける・内定
- 引き継ぎ・退職手続き
- 入職する
介護士の転職活動の流れについて1つずつ解説していきます。
【STEP1】退職理由を明確にする
転職活動をする前に、自分が「なぜ今の職場を辞めたいのか?」を明確にしておく必要があります。
例えば、
- 高収入の職場で働きたいから
- 福利厚生が良い職場で働きたいから
- 残業が多いから
- 人手不足で大変だから
- 人間関係が嫌になったから
- 有給休暇が取れないから
- 休憩時間が取れないから
- 腰痛になったから
- うつ病になったから
など、明確にすることで自分がどんな職場を求めているか基準が見えてきます。
基準が見えることで、前の職場での失敗を繰り返さなくなり、「より理想的な職場」に転職することができるようになります。
【STEP2】転職活動スケジュールを立てる
介護士が転職活動をする理想的な期間は平均約3ヶ月ほどです。在籍中に転職活動を始めて間を空けず(無職の期間を作らず)に転職することがポイントです。
例えば、6月入社を目指すなら以下のような流れが良いでしょう。
- 3月 介護求人を探す・応募
- 4月 面接を受ける・内定
- 5月 引き継ぎ・退職手続き
現在の職場に退職の意思を伝えても「人が足りない」などの理由ですぐに退職させてくれず、難航する可能性があります。しかし、どんなことを言われても2週間後に辞めることは可能です。
労働基準法では期間の定めのない労働者(正社員、パート、アルバイトのいずれも)について「雇用は、解約の申し入れの日から2週間を経過することによって終了する」と規定されています。
参考 介護職員が退職する前に知っておくべき就業規則トラブル事例2選
とはいえ、円満退社を望むのなら3ヶ月の余裕を持っての退職が理想でしょう。
介護の求人が多い時期
介護業界で特に求人数が増える時期は、「10月」と「1月」です。
その理由は、ボーナス支給されてから退職される方が多いためです。一般的に夏のボーナスは6月30日、冬のボーナスは12月10日となっています。
事業所側はそれに合わせて求人募集をするため、「10月」と「1月」がもっとも介護の求人が多い時期になります。
「10月」と「1月」の入社に合わせて転職活動をすると、より多くの介護求人の中から選別することが可能です。
【STEP3】介護求人を探す
介護求人を探す方法をいくつかあります。
- 介護転職サイト(介護転職エージェント)
- ハローワーク
- 求人誌
- 知人の紹介
この中でも、特におすすめなのが「介護転職サイト(転職エージェント)」です。
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【STEP4】介護求人に応募・履歴書作成
自分の条件に合う求人が見つかりましたら、介護施設・介護事業所へ電話をして早めに応募しましょう。
応募後は、
- 書類選考
- 書類選考なしで直接面接
の2パターンになります。一般的には書類選考が多いです。
書類選考では以下の必要書類を郵送します。
- 履歴書
- 職務経歴書
- 送付状
特に指定が無い場合は、手書きが一般的ですが、最近では介護職もパソコンスキルが必要であるため、履歴書等のパソコン作成OKの企業も増えてきています。
履歴書には、自分の強みをしっかりアピールしておきましょう。
参考 介護職の履歴書の書き方と注意点|書く前に準備するものを解説
【STEP5】面接を受ける・内定
書類選考が通過しましたら面接に進みます。
面接時に気を付けなければいけないのが「身だしなみ・服装」です。
いくら履歴書で良いことが書いてあったり、面接時の受け答えが良くても、身だしなみ・服装がだらしなかったり不潔だった場合、高確率で不採用になります。
そのため、好印象を与える服装で面接に行きましょう。
参考 介護面接時の服装・身だしなのポイントを男女別に一挙公開!
面接では、必ず聞かれるのは以下のことです。
- 自己紹介
- 志望動機
- 退職理由
中でも「志望動機」と「退職理由」は企業側にとってかなり重要です。
「志望動機」は、やる気や意気込み、即戦力になるのかどうかを見定められます。
介護に役立つ自分の強みや意欲が明確に伝わるようはっきりと要点を伝えることが大切です。採用担当者がぜひとも、この人と一緒に仕事がしたい!と思わせる志望動機にしましょう。
参考 【例文30選】介護職の志望動機を未経験・出戻りで紹介【施設別】
「退職理由」は、協調性やコミュニケーション能力など人柄を判断されます。
もし、あなたが人間関係などで辞めるとしてもその理由をそのまま面接官に伝えてしまうと企業側にネガティブなイメージを与えしまうため絶対にNGです。
そのため、面接ではできるだけ前向きでポジティブな理由で退職することを伝えることが大切です。
参考 【退職理由例文】介護面接で使えるシーン別・職場別おすすめ14選
無事、内定がもらえましたら、内定承諾の返事をします。
もしも、ほかの企業の内定と迷っていた場合はいつまでに返事をすればいいのか確認しておきましょう。
【STEP6】引き継ぎ・退職手続き
直属の上司を通して退職届を提出し、受理されて退職日が決定したら、具体的な準備に入ります。
仕事の引継ぎに関しては、後任の人に業務の中で伝えていくか、まだ新しい職員が決まっていないなら、引き継ぐ必要のある業務やその詳細について書いておき、決まり次第渡せるようにしておくとスムーズでしょう。
最低でも退職する1ヶ月~2ヶ月前に退職をする旨を伝えておくことが望ましいです。
もしも、あなたが次も介護業界に転職する場合は、円満退職することを強くおすすめします。介護業界は意外と狭いため、意外と繋がっているケースが多いです。
会社側・上司・同僚に嫌な思いをされたとしても無用なトラブルは避けて、立つ鳥跡を濁さずというように笑顔で去りましょう。
参考 円満退社するまでの流れ完全ガイド|失敗しない7ステップ
【STEP7】入職
入職前日に明日持って行く物の確認をします。
・メモ帳・ノート
・筆記用具
・印鑑
・身分証明書
・資格証明書
・エプロン
入職初日は、遅刻は厳禁ですので出勤時間の30分前には職場に到着するようにします。
素直・謙虚で仕事に取り組み、わからないことはどんどん聞いていきましょう。初日はほかの介護スタッフに挨拶をしますので、簡単な自己紹介を考えておくことをおすすめします。
おわりに
介護士が転職活動する流れの7ステップをおさらいします。
- 退職理由を明確にする
- 転職活動スケジュールを立てる
- 介護求人を探す
- 介護求人に応募・履歴書作成
- 面接を受ける・内定
- 引き継ぎ・退職手続き
- 入職する
優良なホワイト介護施設・介護事業所で働きたい!という方には「介護転職サイト」の利用をおすすめします。
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- 参考 介護転職の流れ
- 参考 履歴書の書き方
- 参考 面接の服装・身だしなみ
- 参考 面接の退職理由【例文あり】
- 参考 面接の志望動機【例文あり】
- 参考 円満退職するまでの流れ